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基準地価の詳細公表 福島県全体は5年連続マイナスも 須賀川市の住宅地は取り引き活発 

福島中央テレビニュース / 2024年9月18日 20時29分

FCT福島中央テレビ

2024年7月1日時点の1平方メートルあたりの土地の価格を調べた「基準地価」について、県は18日、その詳細を公表しました。

今年度は、県内57市町村の528地点の価格が調査され、県全体としては、5年連続のマイナスとなりました。

ただ、再開発事業の進展や新型コロナの5類移行による人出の回復などもあり、商業地は伸びています。

郡山、いわき、福島、会津若松の主要な都市は、すべての地点で2023年に比べ、価格が上がっています。

上昇する商業地に対して、住宅地は、地方での取り引きが減っているため、5年連続の下落ですが、取り引きが活発なところが、須賀川市です。

郡山市に隣接する須賀川市の「岩瀬森」では、2023年と比べて、5.5パーセント価格が上がりました。

■須賀川市に10年以上住む人は

「(周辺は)昔は田んぼがすごく多かったが、ここ4,5年で住宅地が非常に増えた」

須賀川市内は、今回の調査で20地点中、11地点で土地の価格が上がっています。

■ライトハウスジャパン 阿部賢史 社長

「郡山は(地価が)高いので、やむを得なく須賀川、もしくは隣の鏡石町に(住宅を求めに)行く人もいる。土地の金額が全然違う」

須賀川市の住宅地の平均地価は、県内で最も高い郡山市と比べると4割ほどで、価格を比べると、割安感もあり需要が高まっていると言います。

なかでも人気なのが、先ほど紹介した「岩瀬森」と言う地域でJR須賀川駅西口に近いエリアです。

現在、整備が進められていて、駅前の利便性につながると期待感も高く、問い合わせが増えているといいます。

このほか、郡山市へとつながる、現在、建設中の国道4号の補完道路近くのエリアも人気です。

一方で、価格の高騰には警戒感もあります。

■ライトハウスジャパン 阿部賢史

社長「(土地の)金額が崩壊しているくらい高いので、金額を聞くと諦めて他のところを探す人がほとんどかもしれない」

実際、その価格の高さから須賀川市をあきらめ、他の地域に土地探す人などもいるそうで、今後の動向が注目されています。

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