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「今年は少しでも安くなるように…」2025年スタート…神社で願ったのは…? 福島

福島中央テレビニュース / 2025年1月6日 18時50分

FCT福島中央テレビ

県内各地のお正月、会津若松市では恒例の「飯べら」が配られ、福島市の神社には初詣に大勢の家族連れが訪れるなど賑わいを見せました。

2025年の元旦。新たな年の幕開けと共に雲から顔を出したオレンジ色の太陽が県内を照らします。住民の帰還が進む双葉町では集まったおよそ130人が初日の出を拝みました。

■双葉町出身の男性

「地元が双葉町で、地元の知り合いや友人の顔が見られるのではと思って来た」「(社会人)2年目で後輩への指導もあるので、しっかり指導できる先輩になれたら良いかなと思います」

うっすらと雪の積もる会津若松市の鶴ヶ城では。

「あけましておめでとうございます。縁起物の“飯べら”でございます」

配られていたのは…縁起物の「飯べら」です。この「飯べら」は、「福」や「敵」を “めし”とる、という意味があり、家内安全や無病息災などの願いが込められています。

■受け取った人は

「飯べらがもらえると聞いて、この子が「飯べらが欲しい」と言って」

■男の子は

「いっぱい遊べる1年にしたいです」

続いて…福島市の神社。

■リポ―ト 川上耕平記者

「元日の初詣には多くの人が訪れています。その列はずらっと並び境内の外まで及んでいます」

福島稲荷神社では例年、正月三が日で十数万人が初詣に訪れるといいます。みなさんが、今年1年に願うことは?

■神奈川から帰省の家族

「皆が元気じゃないと1年楽しく過ごせないので元気に楽しく過ごせたらなと思ってお参りしました」

■帰省した女子大学生

「(小学校の)先生になることを夢に持ってるので学業とかもがんばりたい」

■福島市の家族

「いま2人目も今年5月に生まれるので、家族増える分、生活が潤うように仕事をがんばらないといけない」

■福島市の夫婦

「物価高がすごいので、今年は少しでも安くなるようにしてもらいたい」

みなさんの願いは、さまざま。健康や学業、そして…これからの生活や物価についても。

新年早々、物価高の影響が出ていたのが年賀状です。郵便はがきの値上げなどにより元日に配達する年賀状は年々減っていて、今年は、去年よりも300万通ほど少ない617万通に。それでも…

■郡山郵便局 常松玲緒奈総務部長

「手書きの温かさ、もらって嬉しいという気持ちは変わらずあると思うので、そういった想いを届けることが使命なのかなと思う」

一方、浪江町の請戸漁港では新春恒例の出初め式。鮮やかな大漁旗を掲げた9隻の漁船が漁の安全や豊漁を祈願し、出港しました。

■訪れた人は

「健康で、何よりも身体が心配なので健康第一で」「景気が良くなって、穏やかな1年になるのが一番」「いろんな問題が世界で起きてしまっているので、そういった問題が少しでも減って、もっと地球や日本がより良い国になってくれたら良いなと思う」

新たな年を迎えた県内。2025年はどんな年になるのでしょうか。

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