福島県勢8人が活躍 箱根駅伝の熱い走りを振り返る
福島中央テレビニュース / 2025年1月7日 18時32分
2025年の箱根駅伝は、福島県勢8人が箱根路を走りました。何度見ても感動する選手たちの熱い走りを振り返ります。
東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの217.1キロをたすきで繋ぐ「箱根駅伝」。福島県勢が登場したのは、一番距離が長くエースが集まる花の2区。学法石川出身・早稲田大学の山口智規選手です。しかし、エースが競演する2区は激戦となり、山口は、11位でたすきを託します。
続く3区。王座奪還を狙う駒澤大学の若きエース帝京安積出身の谷中晴選手。5位で襷を受け取った谷中は、終盤に追い上げチームを4位に押し上げます。
山登りの5区へ良いバトンを渡したい4区です。いわき総合出身・城西大学の4年生林晃耀選手が3回目、最後の箱根を力強く駆け抜けます。
往路は、前回大会王者の青山学院大学が逆転優勝。白河市出身の藤田敦史監督率いる駒澤大学は、トップと3分16秒差で4位につけます。
そして、迎えた復路。復路のスタート6区に出場したのは、学法石川出身・早稲田大学の2年生・山﨑一吹選手。同じく6区には田村出身の横田星那選手が関東学生連合チームとして走りました。
終盤も学法石川勢が活躍を見せます。9区には4位でたすきを受け取り、最後の箱根に挑んだ創価大学の主将吉田凌選手。
東京国際大学の菅野裕二郎選手は、当日のメンバー変更で9区に登場。区間3位の走りをみせ10位までのシード争いに食らいつきます。
最終10区はシード争いのドラマが待っていました。同じく学法石川出身東洋大学の薄根大河選手。薄根は総合9位でフィニッシュ。石川町出身、酒井俊幸監督率いる東洋大学の20年連続のシード権獲得に大きく貢献しました。
そして復路で怒涛の追い上げを見せたのは、藤田監督体制になり2年目の駒澤大学です。
総合優勝は、青山学院が2連覇を飾りましたが、復路の駒澤が、大会新記録を叩き出し2年ぶりの復路優勝を果たしました。
■白河市出身駒澤大学・藤田敦史監督
「やはり箱根の難しさを感じたのと同時に、本当に子どもたちから最後まで諦めない姿っていうのをすごく学ばせてもらって、この2番という悔しさを来年に繋げるために、駒澤もう1回戦っていきたいと思います」
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