「今回ぼく1人ということですべて集中した…」冷水浴びせる奇祭「水祝儀」…浴びたのは花婿ではない？ いわき市・福島

いわき市　水祝儀

花婿に冷たい水をかけて無病息災を祈るいわき市の伝統行事「水祝儀」。ただ、ことし水を浴びたのは花婿ではありませんでした。

いわき市平沼ノ内地区でこの時期恒例なのが…。

■水かける

「びしゃーっ」

およそ4百年前から続く伝統行事「水祝儀」です。花婿に冷たい水をかけて地区の安全と無病息災を祈りますが、ことし水を浴びたこちらの男性。実は「花婿」ではないのです。実は今回、地区に花婿がおらず青年会の会長が代表して水を浴びることに。

■沼ノ内青年会根笹圭悟 会長

「今回ぼく1人ということですべて集中したのでとっても寒いです。」「ぼくがかぶったことによってこの地区の皆さんが無事に1年過ごせればかぶったかいがあるのかなとおもいます」

地区では年々若者が減少していて来年度は、「市内」から参加者を募るなど地区の垣根を超えて参加者を確保していきたいとしています。

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