少子化対策…新しいビジネスの柱を ランドセルメーカーの挑戦 “車掌バッグ”が話題 福島県
福島中央テレビニュース / 2025年1月23日 18時46分
小学生の学びに欠かせないアイテム「ランドセル」の話題。年々出生数は減るなど、製造メーカーも新たなビジネス展開を始めていて、その挑戦を取材しました。
向かったのは、会津若松市の「羅羅屋」。「ララちゃんランドセル」のブランドでも知られるランドセルメーカーです。その「羅羅屋」が手がけた、ある商品が注目されているんです。
■株式会社羅羅屋 小池由子さん
「会津鉄道からの依頼で作りました、こちらが車掌バッグ」
それが…地元を走る会津鉄道と共同で開発した「車掌バッグ」です。
会津鉄道のロゴがあしらわれ、可愛らしいフォルムが特徴です。実際に車掌さんたちも使っていて、一般の人にも手に取ってもらおうとウェブサイトでも販売されています。それが、鉄道ファンなどの間で人気なんだそう。
■株式会社羅羅屋 小池由子さん
「(販売数は)トータルで、200弱(個)ぐらいになっている」
デザインだけではなく、使い心地も良く、社員も大切にしていると言います。
「地元企業と協力して新たなモノを作りたい」そんな思いから開発したと言いますが、実は、別の狙いもあったんです。
それが、少子化対策です。出生数が年々減る中で、ランドセルメーカーとしてこの先を見通した時に、やはり、新しいビジネスの柱が必要ではないか。そう考えたといいます。
ランドセルは一つ一つ、職人が丁寧に作り上げています。この技術を生かして、新たな価値をつくろうと挑戦したのがこの車掌バッグだったのです。
■株式会社羅羅屋 小池由子さん
「ランドセルの技術をランドセルだけではなく他のものに役立てたらいいなと。その先に、今後、少子化問題が出てくるとは思うので」
羅羅屋では、会津鉄道のほか、長崎の鉄道会社にも車掌バッグを提供しているということで、ランドセル文化を大切にしながら、新たなモノづくりにも力を入れていきます。
■株式会社羅羅屋 小池由子さん
「今後もどんどん新しいものを作って、日本全国ないし世界にも広められるようにしていきたいと思っている」
この記事の動画はこちらから再生できますこの記事に関連するニュース
-
建設会社のサラリーマンから心機一転 “第三者継承”として目指す『カキノモト農家』の挑戦 新潟市南区
BSN新潟放送 / 2025年1月23日 20時50分
-
【小学生の子どもがいるママパパに調査】73%が、子どもがランドセルを重そうにしているときがある
PR TIMES / 2025年1月22日 11時15分
-
成人年齢が18歳に引き下げられ3年目の成人の日…少子化の下げ止まりはいつ?
Woman.excite / 2025年1月9日 12時30分
-
カバーミー、ランドセルカタログの総申込数10,000件突破
PR TIMES / 2025年1月9日 11時15分
-
「今年は少しでも安くなるように…」2025年スタート…神社で願ったのは…? 福島
福島中央テレビニュース / 2025年1月6日 18時50分
ランキング
-
1ドミノ・ピザはなぜ「有明ガーデン」を選んだのか フードコート初出店の経緯
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月22日 8時10分
-
2今年「Windows 10がサポート終了」と聞きましたが、今使っているパソコンは使えなくなりますか?お金がかかるためなるべく買い替えは避けたいのですが…。
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月21日 4時30分
-
3「全裸遺体」への視聴者の反応ではっきりした…真田広之の「SHOGUN 将軍」にできてNHK大河にできないこと
プレジデントオンライン / 2025年1月23日 17時15分
-
4なぜフジテレビは失敗し、アイリスオーヤマは成功したのか 危機対応で見えた「会社の本性」
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月22日 6時10分
-
5ソニー、ブルーレイやMDの生産終了へ「アニメ撮りだめしてるのに」「まだ作ってたんだ」「これも時代の流れ」ネット騒然
iza(イザ!) / 2025年1月23日 14時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください