国土交通省「航空事故にはあたらない」…福島空港での飛行機左翼接触トラブル

FCT福島中央テレビ

2月2日、福島空港で飛行機の翼の一部が空港の設備に接触するトラブルがありました。国土交通省は「航空事故にはあたらない」としています。

これは福島空港に設置した中テレの情報カメラが撮影した2月2日の様子です。

大阪の伊丹空港からの飛行機が空港ビル近くにやってくると…。何かとぶつかったのでしょうか。はずみで機体が揺れたのが分かります。

■箕田記者

「福島空港では乗客が乗り降りするボーディングブリッジと接触したとみられる機体が置かれています。現在、作業員が故障が無いかなどの確認を行っているようです」

全日空によりますと、2日午前9時ごろ、到着した飛行機の左の翼の一部が、乗客が乗り降りするときに使う搭乗橋に接触したというのです。

全日空は接触の原因を調べるため、2日は、この機体を使う予定だった3便を欠航にしました。

■欠航した札幌便の搭乗予定者

「急に（便が）なくなったってなったんで、みんな（客）ワーって叫んで。こういうことあるんだなぁって、昔は無かったのに。帰る予定だったんですけど、これから仙台に向かって千歳に行く予定です。」

映像をよく見てみると、機体の損傷はそれほど大きくはないようです。乗員・乗客28人にもけがはありませんでした。

こうしたことなどから国土交通省は、今回のトラブルは「航空事故にはあたらない」としつつ、トラブルの原因を調べる方針です。

3日は通常通り運航していて全日空は再発防止に努めるとしています。

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