「少しずつ復興につながって」福島県楢葉町の小さなカフェ オープンした夫婦の思い
福島中央テレビニュース / 2025年2月12日 18時53分
復興が進む町で人々が交流できる憩いの場がオープンしました。家族の思い出の地で奮闘する夫婦を取材しました。
楢葉町の「Cafe りあん」。鈴木弘幸さん(64)と妻の静香さん(60)が、2024年9月に開いた店です。
■鈴木静香さん(60)
「やっぱり家族みんながいた場所なので残したい気持ちはすごくあった」
店を開くきっかけとなったのは、2011年の震災・原発事故です。
多くの住民が避難し、時に野生動物が増えた楢葉町。2017年には、鈴木さん夫婦の自宅も解体することになりました。
■鈴木 弘幸さん(64)
「どちらもコーヒーが好きなのもあって、カフェをやろうかという感じで」
■鈴木 静香さん(60)
「私たちもこっちに帰ってくるきっかけになるのかなと思った」
「思い出の場所と関わり続けていきたい」。鈴木さん夫婦は、自宅の跡地でカフェをオープンし、避難先のいわき市から楢葉町に通って店を営んでいます。
こだわりはサイフォン式コーヒー。薪ストーブが、ほっと息つくひと時をくれます。町にとってもこうした飲食店は、貴重な存在です。
■利用客は
「3食食べないといけないので、とてもありがたい」
■利用客は
「楢葉町土日にやってる店はかなり少ないので、すごくありがたい」
地域の憩いの場にもなりつつあるカフェ。人と人とのつながりを大切にする楢葉町の中心的な存在に育っていきそうです。
■鈴木 弘幸さん(60)
「この小さなカフェだけど、一つの糧としてみんなに集まってもらうことで少しずつ復興につながっていけると思う」
この記事の動画はこちらから再生できますこの記事に関連するニュース
-
津波にのまれたジャズ喫茶、父の遺志継ぐ娘の手で復活5年…「多くの人の記憶に刻まれる店に」
読売新聞 / 2025年2月11日 20時30分
-
リタイア後の人生「失敗する・成功する人」決定差 大企業を早期退職し、カフェを始めたものの…
東洋経済オンライン / 2025年2月8日 9時30分
-
一寸先は闇でした…結婚生活42年、憩いの喫茶店を経営する67歳“おしどり夫婦”に訪れた突然の別れ。葬儀後、妻に突きつけられた「まさかの遺族年金額」で二重の悲嘆
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年2月8日 8時45分
-
新千歳空港に「森彦 AIRPORT」がオープン!「侘び茶」の精神を感じる空間でコーヒーを楽しむ
IGNITE / 2025年1月30日 11時0分
-
【fav 高松】2025年3月全館リニューアルと新たな飲食店「JUNE COFFEE」のオープンを発表
PR TIMES / 2025年1月28日 17時45分
ランキング
-
1トヨタ最新「ルーミー」に反響集まる! 「一気に昔の高級車っぽくなる」「レトロ感がたまらない」の声も! “高級感&渋さ”アップの「昭和感サイコー」な専用パーツとは?
くるまのニュース / 2025年2月11日 6時10分
-
2毎回洗うのは面倒…「羽織ったカーディガン」は何回目までセーフ? プロが解説、洗う頻度と注意点
まいどなニュース / 2025年2月11日 20時15分
-
3意中の彼とのBBQが“アレ”のせいで最悪の思い出になったワケ。1ヶ月後、さらにショックな事実が発覚
女子SPA! / 2025年2月11日 8時47分
-
4お米でもパンでもない「朝食のお供」に意外なリスク…医師が警告「血糖値を上げないのに糖尿病を招く」食材の名前
プレジデントオンライン / 2025年2月11日 18時15分
-
5「ぎゃあああ」 “セルフ給油中”の一幕を映した投稿が話題に!? ユーザーが思わず叫ぶ「恐ろしい光景」とは? ガソリンスタンドで“やってはいけないこと”に注目集まる
くるまのニュース / 2025年2月12日 12時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)