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子ども用GPSって具体的にどのようなもの? 選ぶときのポイントは?

ファイナンシャルフィールド / 2021年4月19日 12時10分

子ども用GPSって具体的にどのようなもの? 選ぶときのポイントは?

最近、子どもを狙った事件などをニュースで目にすることも多いかと思います。今は子どもでもスマートフォンを持ち、誰とでも連絡できる時代だからこそ、トラブルに巻き込まれないための準備をすることや、万が一の事態が起きた場合に対応できるようにしておくことが大事です。
 
本記事では、その万が一に備えるための子ども用GPSについて解説します。

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子ども用GPSとは?

子ども用GPSとはどのようなものでしょうか?
 
大人であればスマートフォンやカーナビでGPS(衛星測位システム)に触れているので、スマートフォンかキッズケータイがあれば十分じゃないかとも思えますが、まずは子ども用GPSとキッズケータイの違いを比較してみましょう。
 
子ども用GPSは、非常に小さい専用のGPS端末をかばんなどに入れておくことで、子どものいる場所や動きを一定時間ごとに測位し、それをGPS端末から携帯電話の電波を使って情報を送信するものです。
 
一方のキッズケータイは、いわゆる普通の携帯電話から子どもが利用するのに必要最低限の機能を残したもので、それに加えて防犯ブザー機能や、オプション契約することで携帯電話の位置を捜索するサービスなどを利用できます。
 
それぞれに強みがあるので、どちらか一方があれば安心というよりも、両方を利用して補完的に活用するとより安心できると考えられます。子ども用GPS、キッズケータイの特徴は以下のとおりです。
 

子ども用GPS

端末が非常に小さい。電池が長持ちする。行動履歴の保存期間が長い。

 

キッズケータイ

電話・メールができる。防犯ブザー機能があり、使用された場合は事前に登録した連絡先に自動で通知が届く。

 

子ども用GPSを選ぶポイントは?

では、子ども用GPSを選ぶ上での3つのポイントについて考えます。
 

・料金

まずは一番気になるところだと思います。料金体系としては各社とも、端末費用+月額の利用料が一般的なようです。サービス内容の違いもありますが、初期の端末費用が高めで月額の料金が安い、あるいはその逆もあるようです。
 
料金の一例(2021年4月現在)

本体価格(税込) 月額料金(税込) その他、初期事務手数料など(税込)
A社 8580円 748円
B社 1万4520円 539円 3300円
C社 5280円 528円

※筆者作成
 

・測位機能

GPSは、アメリカが打ち上げた31基の衛星(2021年4月現在)の電波を、最低3基の衛星から受信することで位置の計測を行うものです。また、もともと軍事用に作られていることから、世界情勢によっては利用不能になってしまう可能性もあります。
 
そのため、GPSのほかに日本が打ち上げた測位衛星「みちびき」などに対応しているタイプかどうか、地下街など衛星電波を受信できない場合にWi-Fiや携帯の電波で測位可能かを確認しておくといいでしょう。
 

・SOS機能の有無

この点は各社の設計思想で大きく違うようです。非常時にはSOSボタンでスマートフォンへ発信できるタイプがある一方で、GPS端末を隠して利用する前提からSOS機能が付いていないタイプもあります。
 

まとめ

以上、簡単ではありますが、子ども用GPSについてまとめました。
 
子どもを狙った犯罪は、保護者がいろいろ準備するだけでは防げません。このようなツールを持たせても、いざというときに適切に利用できるか、またどういう状況が危ないのかといった勉強が必要です。万が一の場合はどうすれば良いか、常日頃から親子でコミュニケーションをとっておくことが子どもの安全につながるといえます。
 
本記事も参考に、子どもにとってどのようにすれば安全安心な環境ができるか考えてみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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