働く主婦の食生活と料理に変化!野菜だけでなく、冷凍食品や合わせ調味料の購入も増えた
ファイナンシャルフィールド / 2021年4月21日 3時10分
![働く主婦の食生活と料理に変化!野菜だけでなく、冷凍食品や合わせ調味料の購入も増えた](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/financialfield/financialfield_103440_0-small.jpg)
コロナ禍に突入し、はや1年余り。良くも悪くも自粛生活に慣れ、新しい生活様式がすっかり板についてきたという人も少なくないのではないでしょうか。
働く主婦にとって、日々の家事のなかで多くの時間を占めるひとつが「料理」。自粛生活でおうちごはんが増えているなか、料理行動にどのような変化があったのでしょうか。
ソフトブレーン・フィールド株式会社が発表した「食生活・料理行動の変化」の調査報告(※)から、働く主婦の食材購入事情や料理行動を見てみましょう。
自粛太り対策も?コロナ禍における働く主婦の食生活
この調査は、全国20代から60代の379人(平均年齢48歳・働く主婦中心)を対象に行われたもの。コロナ前とコロナ後で、食生活や料理行動はどう変わったのでしょうか。
・感じている 63.3%
・変化なし 36.7%
6割以上の人が、なんらかの変化を感じていると回答しています。やはりコロナは、人々の食生活にも影響を及ぼしているといえそうです。
具体的な食事への意識・作る料理の変化については、以下のとおり。
・以前より増えた 89.2%
・以前より減った・変わらない 10.8%
・以前より増えた 55.8%
・以前より減った・変わらない 44.2%
・以前より増えた 53.8%
・以前より減った・変わらない 46.3%
まず、普段の食事で野菜を積極的に摂るようにしている人がおよそ9割という結果が出ました。健康維持のために野菜を摂るという人もいれば、自粛生活で太ってしまったためにバランスの良い食事を意識しているという人も多そうです。
お菓子を手作りする人や平日でも手の込んだ料理を作る人も、ともに半数を超えるという結果に。「今までまったく作らなかったお菓子を作るようになった」「糖質を控えたお菓子作りをするようになった」という声も上がっています。
ランチや夕食のおかずに! 冷凍食品の購入頻度がアップ
自粛生活により、家族みんなで夕食を家でとる機会も増えています。夕食の量や品数にも変化があるのでしょうか。
・以前より増えた 74.2%
・以前より減った・変わらない 25.8%
・以前より増えた 67.5%
・以前より減った・変わらない 32.5%
量・品数ともに、コロナ前と比べて増えていることがわかります。
「外食しない分、品数を増やし栄養バランスを考えるようになった」「まとめて作りアレンジができ、数回にわけて食べられるメニューを作るようになった」というコメントも。
「平日の昼食に何を食べる機会が多いか」という質問については、「手作りの食事・前日の夕食の残り」と回答した人が6割を超えています。このことから、夕食を作り置き可能なメニューにすることによりトータルで料理の手間を省くという工夫をしている人が一定数いるということがわかります。
作り置き可能なメニューで夕食の量・品数が増えるのは、主婦にとって負担が大きいもの。効率アップのために、便利な食材を使用する機会も増えているのでしょうか。
・以前より増えた 65.0%
・以前より減った・変わらない 35.0%
・以前より増えた 53.8%
・以前より減った・変わらない 46.3%
冷凍食品全般について、購入頻度が上がっていることがわかります。レンジでチンするだけで1食済ませられる主食系の冷凍食品や、品数を増やせるおかず系の冷凍食品は、働く主婦の心強い味方といえそうです。
肉や野菜を加えるだけの合わせ調味料も人気
味付け不要で手軽に一品作れる合わせ調味料も、冷凍食品と同じく購入頻度が上がっているようです。
・以前より増えた 61.7%
・以前より減った・変わらない 38.3%
料理が得意ではない人でも簡単に作ることができる合わせ調味料。献立や味付を深く考えずに料理できるため、毎日忙しくて献立を考える時間がなかなかとれない人にも便利です。
・以前より増えた 60.8%
・以前より減った・変わらない 39.2%
カレーやシチューは一度に多く作ることができるため、大家族だけでなく作り置きメニューを求める人にも人気が高いと考えられます。ご飯を炊いて冷凍しておけば、かけるだけで一食済ませられるという手軽さもポイント。
自粛生活が始まった当初は、家族全員分の食事を毎食準備しなくてはならないというプレッシャーを感じていた人も少なくなかったのではないでしょうか。時短がかなって品数も増やせる便利な冷凍食品や合わせ調味料などの購入が増えていることからも、毎日忙しく働く主婦のみなさんが創意工夫で自粛生活を乗り切っていることがうかがえます。
まだしばらくはおうち時間が続くことが予想されますが、便利な食材や家族の協力をもって、料理の負担をもっと減らせるようにしたいものですね。
[出典]
※ソフトブレーン・フィールド株式会社「手作りの食事を継続するも、料理は簡単志向に 冷凍食品・カレー・合わせ調味料の購入増加」(@Press ソーシャルワイヤー株式会社)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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