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クレカの分割・ボーナス払い、注意すべき点は?

ファイナンシャルフィールド / 2021年6月16日 3時30分

クレカの分割・ボーナス払い、注意すべき点は?

クレジットカードの支払方法の分割払いやボーナス払いは一時的に支払う負担を軽減してくれます。   しかし、決して総支払額が小さくなっているわけではありません。安易に分割やボーナス払いとしたことで身を滅ぼしてしまったという方もいらっしゃいます。   そこで今回はクレジットカードの分割払いやボーナス払いの注意点を解説していきます。

クレジットカードの分割払いとボーナス払い

まずはクレジットカードの分割払いとボーナス払いの概要について学んでおきましょう。
 
クレジットカードの分割払いとは、その名のとおりクレジットカードの利用料金を3回以上の分割で支払うことです。例えば、7月に3万円使ったとしたら、8月、9月、10月の3回に分け、利用金額分を毎月1万円ずつ払っていくイメージです。
 
対してボーナス払いとは、カード会社の定めた期間分の利用料金を、カード会社の定めた月に支払うものです。例えば、12月16日から6月15日までの半年間に支払った料金の総額が8月10日に口座から引き落とされるというものです。
 
ちなみにボーナス払いと銘打ってはいますが、特定の月にまとめて払うだけなので、実際にボーナスをもらっていない人でも利用できます。
 

分割払いとボーナス払いの注意点

分割払いとボーナス払いには注意していただきたい点がいくつかあります。主な例としては次のような点です。今回は一例ですので、カード会社などによっては異なることもあることにご留意ください。
 

手数料が発生することがある

ボーナス払いでは基本的に手数料が発生しませんが、3回以上の分割払いでは手数料が発生します。特に分割払いは毎月の支払いが減額されるものの、分割回数が多ければ手数料も増えるため、支払総額はボーナス払いに比べて大きくなります。
また、ボーナス払いでも、ボーナス2回払いなど分割しての支払いでは手数料が発生することもあります。
 

利用限度額が圧迫される

クレジットカードには必ず利用限度額が定められています。支払いの済んでいない利用分が限度額に達するとカードが利用できなくなります。特に長期間支払いが先伸ばしにされるボーナス払いを利用すると、いつの間にかカードが限度額に達して利用できなくなるということもあります。
 

ボーナス頼りに注意

毎年ボーナスが出ているから今年や来年もボーナスが出るとは限りません。ボーナスの支給義務は会社にないからです。あまりボーナス払いを利用しすぎると、万が一会社の業績悪化などがありボーナスが出ないという場合、支払いが滞ってしまう恐れもあります。
 
ボーナス払いを利用する際は万が一ボーナスが支給されない、あるいは例年より減額されても問題ない範囲にとどめておくべきです。万が一ボーナスが出ず、支払いが滞ってしまうと、カードの利用停止、遅延損害金の発生、カードの契約解消といったことも起こり得るため十分に注意してください。
 

店舗によっては利用できないことも

利用する店舗によってはボーナス払いや分割払いが利用できず、一括払いでしか受け付けていないこともあります。分割やボーナス払いは全ての店舗で必ずしも利用できる支払方法ではないことを覚えておいてください。
 

クレジットカードの分割払いやボーナス払いにご注意

クレジットカードは大変便利なものであり、特に分割払いやボーナス払いは賢く利用することで手持ちのお金が足りなくとも必要な買い物をすることができます。
 
一方で、自身の支払い能力以上に買い過ぎてしまったり、不測の事態で支払いが滞ってしまったりすることもあり得ます。クレジットカードの分割払いやボーナス払いを利用する際は、自身の収支のバランスを考慮し、無理のない範囲で利用するようにしてください。
 
出典
三菱UFJニコス クレジットカードのボーナス払いとは?仕組みや対応期間について解説
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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