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今の給与に満足している人は何割? どれくらいの給与アップを望んでいる?

ファイナンシャルフィールド / 2021年6月27日 4時30分

今の給与に満足している人は何割? どれくらいの給与アップを望んでいる?

あなたは今の給与に満足していますか? 生活費や子どもの教育費などの支出が多く、あと少し収入があればと思うこともあるのではないでしょうか。   株式会社SheepDog(東京都品川区、代表取締役:蛯原裕介)が運営する、ITツール比較サイト・STRATE[ストラテ]は、2021年5月に全国の20歳から59歳の男女400人を対象に、「現状の給与への満足度に関するアンケート」を行いました(※)。   自分の給与に満足している人は多いのでしょうか。結果を見ていきましょう。

84%が今の給与に不満。半数が今の給与より5万円以上アップを希望

「月々の給与に満足していますか? 不満な場合、どの程度の給与上昇を希望しますか?」と尋ねたところ、「今の給与に満足している」と答えたのはわずか15.75%で、8割以上が不満であることが明らかになりました。
 
「不満で、今より5万円程度上げて欲しい」という人が29.25%と最も多く、「不満で、今より3万円程度上げて欲しい」が24.5%、「不満で、今より10万円以上上げて欲しい」が23.5%という結果となり、5万円以上の給与アップを望んでいる人が約半数いることがわかりました。
 
月々の給与に不満で、10万円以上上げて欲しいと回答した正社員の割合を年代別に見ると、50代が35%と最も高くなりました。40代の19%から16ポイントもアップしています。50代は、子どもが大学に入るタイミングでお金がかかったり、若手社員と比べ昇給の機会も減るケースが多いことから、現状の給与に不満を持つ割合が高いと思われます。
 
また、30代でも23%と、50代に次いで賃上げを希望している割合が高い世代であることがわかりました。子どもの養育費やマイホームの購入などで、なにかとお金がかかる世代なのかもしれません。
 

既婚者の方が未婚者より給与の満足度が低い

今の給与に満足しているか聞くと、満足していると回答したのは未婚では18.22%、既婚では11.76%で、既婚者のほうが満足度が低い結果となりました。
 
未婚の単身世帯では、既婚者と比べて自由に使えるお金をある程度確保できることから、既婚者世帯よりも満足度が高くなっているのかもしれません。
 
一方、既婚者は住宅費や光熱水道費、食費といった基本的な生活費が単身者より高いだけでなく、子どもの教育費などが必要になります。自分自身に使う以外の支出が多いため、給与が足りないという人も多いのではないでしょうか。
 

年収1000万円未満の全ての世帯の半数が、5万円以上の給与アップを希望

月々の給与で5万円以上の給与アップを希望している人を世帯年収別に見ると、「600万円以上~800万円未満」が60.95%と最も多く、次いで「~200万円未満」が54.39%、「200万円~400万円未満」が53.01%というように、世帯年収にかかわらず給与アップを希望していることがわかりました。
 
世帯年収1000万円未満までの世帯で、5万円以上の給与アップを希望する割合は、すべての世帯で約5割という結果になりました。
 
給与をすぐに増やすことは簡単ではありません。給与が足りないと思ったら、まずは節約してみましょう。余計な出費を削ることで、自由に使えるお金や貯金が増え、現状の給与に満足できるかもしれません。それでも給与に不満を感じるのであれば、今より給与の高い会社に転職する、副業をするなどの方法を考えた方がいいかもしれませんね。
 
[出典]
※株式会社SheepDog 「正社員の約84%が給与に不満があり、5割強が50,000円以上の給与アップを希望【給与の満足度に関するアンケート】」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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