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クレジットカードの安全な捨て方とは? 捨てる前の注意点などまとめ

ファイナンシャルフィールド / 2021年6月30日 10時15分

クレジットカードの安全な捨て方とは? 捨てる前の注意点などまとめ

使わなくなったクレジットカードを、そのまま捨てるのはとても危険です。誰が見ているわけでもないし、ちゃんとごみとして捨てたので大丈夫だろうと思っていると、不正利用されるおそれがあるため気を付けなくてはいけません。   今回この記事では、クレジットカードの安全な捨て方や、捨てる前の注意点などを詳しく解説します。正しい捨て方を知って、自分のカードが悪用されないように、しっかりと自分の身を守りましょう。

クレジットカードをそのまま捨てるのは危険!

もう使わなくなったという理由で、安易にそのままクレジットカードを捨ててしまうのはとても危険です。有効期限が過ぎたものであっても、クレジットカードを捨てるときは細心の注意を払う必要があります。
 
まず、この見出しではクレジットカードをそのまま捨てることで、どんなトラブルが起こる危険性があるのか、不正利用の怖さについて知っておきましょう。

 

不正利用されるおそれがある

クレジットカードは、有効期限が過ぎて使えなくなったものであったとしても、正しい方法で処分しなくてはいけません。現に、有効期限が切れていたクレジットカードが不正利用されてしまい、身に覚えのない請求が来たというケースもあります。
 
クレジットカードが不正利用されると、カード会社への連絡やクレジットカードの再発行など、手続きがとても大変です。ちょっとした気のゆるみが、大きな被害をうける可能性につながることを、しっかりと理解しておいてください。

 

処分して問題ないカードかを確かめる

クレジットカードを処分するときは、まず処分しても大丈夫かどうか事前に確認してください。一般的に処分しても問題ないカードは、以下であげる3点です。
 

●有効期限が切れているクレジットカード
●解約しているクレジットカード
●不具合などがあって再発行済みの古いクレジットカード

 
クレジットカードは、有効期限が設けられており、一般的に有効期限が切れる1ヶ月くらい前に新しいカードが手元に届きます。不正利用されないためにも、古いクレジットカードは有効期限がきちんと切れたあとに破棄しましょう。
 
また、解約済みのクレジットカードなら使えませんが、使わなくなっただけのクレジットカードを捨てるのはとても危険です。不正利用される可能性がとても高いため、捨てる前に必ず解約手続きを取りましょう。

 

クレジットカードの安全な捨て方

クレジットカードを捨てるときに、ただハサミで切っているだけという方は、意外に多いのではないでしょうか。クレジットカードは、そのカードに大切な個人情報が記録されているため、捨てるときは細心の注意を払う必要があります。
 
個人情報の漏えいや、不正利用を徹底して防ぐためにも、適切な捨て方をちゃんと理解しておくことはとても大切です。この見出しでは、クレジットカードの正しい捨て方を、3つのポイントに分けて詳しく解説します。

 

細かく切断する

クレジットカードを捨てるときに、ハサミで切ることは多くの方が知っているでしょう。ですが、数ヶ所切ったくらいでは、接着剤などでかんたんにもとに戻せるためとても危険です。
 
まず、クレジットカードはハサミを使って、できる限り細かく切断しましょう。個人が特定される危険がなくなり、不正利用されるリスクも低くなります。
 
もし、プラスチック対応のシュレッダーを持っていれば、ハサミよりもシュレッダーを使ったほうがより細かく切断することが可能です。ハサミよりもかんたんなので、必要に応じて用意してみてください。

 

ICチップ・磁気ストライプは念入りに切断する

クレジットカードにICチップや磁気ストライプが付いているものは、より細かく切断することを心がけてください。ICチップや磁気ストライプ部分には、とても重要なカード情報が記憶されており、この部分が切断されていなければ不正利用されるリスクが高くなります。
 
ICチップは、カードの表面にある1cm四方に、黒いラインが入ったシールの部分です。金色か銀色に輝いているところ。磁気ストライプは、クレジットカードの裏面にある、黒い帯部分を目安にして切断してください。
 
また、クレジットカードにはご自身の名前が印字されていたり、裏面に署名したりしている部分もあります。セキュリティコードやクレジットカード番号も、相手にわかってしまうととても危険なため、切断したあともご自身で読み取れないかどうか、しっかりとチェックしましょう。

 

複数のゴミ袋に分けて捨てる

切断したクレジットカードは、さらに不正利用されるリスクを低くするためにも、複数のゴミ袋に分けて捨てることをおすすめします。
 
ひとつのゴミ袋にまとめて捨ててしまうと、どれだけ細かく切断しても、クレジットカード番号や氏名などが相手にわかってしまうかもしれません。少し面倒と感じるかもしれませんが、日にちをずらして捨てるだけでも、復元される可能性が少なくなります。
 
また、プラスチック製のクレジットカードは、可燃ごみなのかプラスチックごみなのかを事前に確かめておいてください。基本的には、可燃ごみで処分できますが、お住まいの自治体によっては分別する地域もあります。ルールを守って、正しくクレジットカードを処分しましょう。

 

クレジットカードの明細書もしっかりと処分する

クレジットカードを処分するときに、もっとも気を付けなくてはいけないのが、クレジットカードの明細書です。
 
カードさえ正しく処分すれば問題ないだろうと思って、明細書をそのまま捨ててしまうのはとても危険。クレジットカードの明細書にも、たくさんの個人情報が記載されているため、そこから情報が漏れると不正利用のおそれが出てきます。
 
クレジットカードの明細書も、同じようにハサミで細かく切断するか、シュレッダーがあれば細かく切断しましょう。複数回に分けて捨てればより安心です。
 
ただし、クレジットカードの明細書を確定申告用の資料として使っている方は、カードを破棄するときに一緒に捨てないでください。クレジットカードは一度解約すると、会員画面にログインできなくなるため、明細書の再取得が難しくなります。
 
クレジットカードの明細書は、要るものと要らないものを事前に分けてから破棄しましょう。

 

クレジットカードは捨てる前に解約を!

使わなくなったクレジットカードは、捨てる前に必ず解約手続きを行ってください。カードの解約は、入会時とは違い審査もありませんので、基本的には電話1本でスムーズに手続きできます。
 
たとえ使わないクレジットカードでも、解約手続きを取っていなければカードから個人情報が盗まれてしまいます。最悪不正利用されるリスクもあるため、とても危険です。
 
クレジットカードを解約するときに、解約理由を聞かれるのがイヤだと思う方もいるでしょう。しかし、オペレーターから解約を引き留められたり、ほかのカードを勧誘されるということはありませんので、素直に解約理由を伝えてかまいません。
 
クレジットカード会社によっては、ネット解約にも対応しているので、どうしても電話が苦手という方はネット解約を活用しましょう。
 
また、クレジットカードに年会費を支払っている方は、支払った直後に解約するのは大きな損をしてしまいます。ほとんどのクレジットカード会社が、支払った年会費は返金してくれないため、無理に解約せず更新前に解約手続きを行うことをおすすめします。
 
年会費の請求がいつされるのかを事前に調べておくと、解約するタイミングも見極めやすいでしょう。

 

クレジットカードは正しい方法で処分しよう

使わなくなったクレジットカードや更新した古いクレジットカードなどは、そのまま捨てると不正利用されるおそれがあります。
 
特に、解約していないクレジットカードは、使えるものを捨てていることになるためとても危険です。使わないものはしっかりと解約手続きをして、使えない状態にしてから破棄してください。
 
今回の記事を参考にして、クレジットカードを捨てるときは細心の注意を払ってください。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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