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ソニー銀行で住宅ローンを組むデメリットは? 申し込みの注意点と意識すべきポイントを解説

ファイナンシャルフィールド / 2021年7月29日 11時15分

ソニー銀行で住宅ローンを組むデメリットは? 申し込みの注意点と意識すべきポイントを解説

金利や手数料を抑えられるプランが選べることで人気となっている、ソニー銀行の住宅ローン。しかし、本格的に検討する前にデメリットも知っておきたい人は多いでしょう。   ソニー銀行の住宅ローンには数多くのメリットがありますが、プランを選ぶ際は注意すべき点もあります。   この記事では、ソニー銀行住宅ローンのデメリットを中心に解説します。ソニー銀行の住宅ローンが本当に自分に向いているかを考える際、役立ててください。

ソニー銀行が注目される理由とは?

ソニー銀行は、ネット銀行でありながら住宅ローン商品で高い評価を受けています。2020年オリコン顧客満足度®調査ではソニー銀行の住宅ローンが1位を獲得しており、多くの人に注目されているといえるでしょう。
 
そこでここからは、ソニー銀行のどこが魅力となっているのかを解説していきます。デメリットや注意点を確認する前に、ソニー銀行のメリットを押さえておきましょう。

 

金利が業界最低水準である

ソニー銀行の住宅ローンの金利は、新規購入で自己資金10%以上の場合、変動セレクト住宅ローンで0.457%、固定セレクト住宅ローン(固定金利期間10年)で0.550%、住宅ローン(固定金利期間2年)で0.650%となっておりかなり低いといえます(2021年7月時点)。
 
そのため、金利を重視する人にとってはメリットが大きいでしょう。また、途中で金利タイプを変更することも可能なので、市場の状況に合わせてお得な金利タイプを選べます。

 

手数料・移動費など細かなコストを抑えられる

ソニー銀行では保証料、契約書印紙代、団信保険料が無料となっており、トータルコストを抑えられます。また、ソニー銀行の住宅ローンプランでは、ローンを組む費用に関わらず取扱手数料が一律4万4000円です。
 
そのため、他の金融機関と比べ少ない初期費用でローンを組むことができます。また、ソニー銀行なら手続きのほとんどをネットで行うことができるため、移動のコストが抑えられる点もメリットでしょう。

 

ソニー銀行住宅ローンのデメリット

ソニー銀行の住宅ローンにはよい評判がたくさんあるため、ソニー銀行でお得に住宅ローンを組みたい人も少なくないでしょう。
 
しかし、申込内容によっては理想のローンが実現できない可能性もあるので、選ぶ際には注意が必要です。ここからは、ソニー銀行住宅ローンのデメリットを解説します。
 

●変動金利の固定期間がない
●金利を安く抑えられない可能性がある
●借り換えでは優遇金利が適用できない
●事務手数料が大きいプランもある
●団信プランによっては上乗せ金利がある

 
それぞれ確認していきましょう。

 

変動金利の固定期間がない

他の金融機関の住宅ローンでは、変動金利のプランを選択した場合でも数年の固定金利の期間があります。しかし、ソニー銀行の変動セレクト住宅ローンにはそうした措置がないため、契約後に金利が大きく上がった場合は負担が増えてしまいます。
 
ただ、ソニー銀行では変動金利から固定金利への変更を手数料無料で行うことが可能です。そのため、市場の動向を見て自分でどちらの金利タイプがよいのか適宜判断すれば、大きな負担は防げるでしょう。

 

金利を安く抑えられない可能性がある

ソニー銀行では、新規購入で自己資金10%以上の場合、金利が優遇され通常よりも安い金額でローンを組むことが可能です。
 
しかし、優遇金利を適用できない場合、変動セレクト住宅ローンで金利0.507%〜、固定セレクト住宅ローンで金利0.600%〜、通常の住宅ローンで金利0.700%〜と少し金利は上がってしまいます。
 
そのため、自己資金が用意できない人は通常のソニー銀行の金利とその他の金融機関を比較する必要があるでしょう。

 

借り換えでは優遇金利が適用できない

住宅ローンの借り換えをする際は、新規申し込みと金利が違います。借り換えで申し込みができるプランと金利は以下のとおりです。
 

住宅ローン 固定2年 0.700%
変動セレクト住宅ローン 変動金利 0.507%
固定セレクト住宅ローン 固定10年 0.600%

  
 
借り換えの人は、今契約している金融機関と比べて本当にソニー銀行がお得なのか、しっかりと検討する必要があるでしょう。

 

事務手数料が大きいプランもある

ソニー銀行の住宅ローンでは、選ぶ内容によって事務手数料の金額が変わります。プラン別の事務手数料は、以下のとおりです。
 

変動セレクト住宅ローン 借入金額 × 2.2%
固定セレクト住宅ローン 借入金額 × 2.2%
住宅ローン 一律4万4000円

 
住宅ローンの場合は事務手数料をかなり抑えられますが、変動セレクト、固定セレクトの場合は他社と大差ない可能性もあります。初期費用を抑えるなら、事務手数料に注目してプランを選びましょう。

 

団信プランによっては上乗せ金利がある

ソニー銀行では団信保証料無料となっていますが、「がん100%保障特約付き団信」などさらに充実した保障内容の団信を選ぶと、上乗せ金利が発生します。
 
契約期間が長いほど、上乗せ金利の負担は大きいので、保障内容に見合った金利負担なのかしっかりと考える必要があるでしょう。

 

ソニー銀行のデメリットが不安なときはどうすべき?

ソニー銀行の住宅ローンに関して不安なことがある場合は、ソニー銀行のローン専用ダイヤルに相談してみましょう。ローン専用ダイヤル(0120-365-866)では、住宅ローン申し込み前でも相談ができます。土日・祝日を含む9時から17時まで相談ができるので、活用してみてください。
 
また、ソニー銀行はネット銀行でありながら対面での相談窓口も設けています。窓口は全国各地の銀行提携窓口となっているので、直接相談したい人は利用してみましょう。

 

ソニー銀行の住宅ローン申し込みに関する注意点

ソニー銀行にはデメリットもありますが、サービスや金利、手数料が魅力的なのでぜひ申し込みをしたい人は多いはずです。しかし、ソニー銀行で住宅ローンに申し込もうと決めた場合にも、以下のように注意すべき点があります。
 

●審査に落ちる可能性もある
●別途お金が必要な保険もある
●申し込みに時間がかかる可能性がある

 
注意点を事前に意識しておけば、想定外のトラブルを防ぐことができます。申し込みに前向きな人は、それぞれの注意点を確認してみてください。

 

審査に落ちる可能性もある

ソニー銀行など、住宅ローンが組める金融機関では契約前に仮審査・本審査が行われます。ソニー銀行で住宅ローンを組みたいと思っていても、審査に落ちた場合は契約ができません。
 
ソニー銀行の審査に落ちてしまった場合は、半年以上時間をあけて別の金融機関に申し込みをしたほうがよいでしょう。

 

別途お金が必要な保険もある

ソニー銀行では、保証料、契約書印紙代が無料となっており、初期費用を抑えてローンを組むことが可能です。しかし、地震保険や団信以外の生命保険は自分で入る必要があるため、保障を充実させるなら別途お金を用意しておきましょう。
 
また、固定金利から変動金利に変更する場合、所定の手数料が発生する可能性があります。変更の予定がある人は、いつどんなときに手数料がかかるのか確認しておきましょう。

 

申し込みに時間がかかる可能性がある

ソニー銀行の住宅ローンは非常に人気が高いため、申し込みが混み合うことも少なくありません。ソニー銀行では、仮審査で最短60分、本審査で7〜10日の時間が必要です。
 
しかし、ソニー銀行が人気になればなるほど審査に時間がかかり、結果が分かるのが遅くなる可能性もあります。早くローンを組みたい人は、余裕を持って申し込みをしましょう。

 

ソニー銀行の住宅ローンはデメリットも意識しよう

ソニー銀行の住宅ローンは、金利や手数料が安いため注目する人は多いです。しかし、申込内容の選び方によってはうまく金利を抑えられなかったり、手数料が想定より高くなったりしてしまう可能性があります。
 
ソニー銀行を検討する際は、慎重に検討・相談をした上で、どのプランが自分と家族に合っているか考える必要があります。他の金融機関の住宅ローンとも比較しながら、検討を進めていきましょう。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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