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クレジットカードの有効期限がきた!更新手続きは必要?更新時の対応とは

ファイナンシャルフィールド / 2021年7月29日 9時45分

クレジットカードの有効期限がきた!更新手続きは必要?更新時の対応とは

クレジットカードには有効期限があります。有効期限を迎えるにあたって「何か手続きが必要なの?」「有効期限がくるとどうなるの?」といった疑問を抱く方は多いでしょう。   クレジットカードの有効期限がくると、自動的にクレジットカードが更新されます。この記事では、クレジットカードの有効期限が近づいたときに気を付けることや、クレジットカードが更新された後にやることをまとめました。また、クレジットカードの有効期限の長さや、有効期限がある理由も紹介します。   ぜひ、クレジットカードの有効期限がくる前の準備に役立ててください。

クレジットカードの有効期限はどのくらい?

 
クレジットカードの有効期限の長さは、カード会社や持ち主ごとに違います。一般的には、3年または5年である場合が多いようです。新規発行時には、1年と設定されるケースもあります。
 
クレジットカードの有効期限を確認したい場合は、カード表面の会員番号の下などを見るとわかります。有効期限は「○○/○○」と2桁ずつの数字で表され、左側の数字が月、右側が西暦下二桁です。ほとんどのクレジットカードで共通しています。
 
例えば、「07/26」と印字されている場合、そのクレジットカードの有効期限は2026年7月末日までです。
 

クレジットカードにはなぜ有効期限がある?

 
クレジットカードに有効期限が設けられている主な理由は、次の3つです。
 

●老朽化対策のため
●防犯対策のため
●再審査のため

 
クレジットカードはプラスチックで作られていることが多く、使用しているとどうしても老朽化します。欠けや割れ、変形が起こったりICチップが劣化したりすると、そのカードは正常に使用できません。そのため、有効期限ごとに新しいクレジットカードと取り換えて、著しい老朽化を防いでいます。
 
また、防犯対策のためのセキュリティ機能の向上も、有効期限ごとにクレジットカードを更新する目的の1つです。定期的に切り替えることで常に最新のセキュリティ機能を備えたクレジットカードを使えるようにし、巧妙化する犯罪の被害を抑えています。
 
また、クレジットカードを更新すると、セキュリティコードも変更されます。支払情報の登録先に定期的にセキュリティコードを登録しなおすことになるため、不正アクセスの防止にもつながるでしょう。
 
さらに、クレジットカードの有効期限は、再審査のタイミングとしても機能しています。
 
クレジットカードを申し込む際と更新時では、他社借り入れなどの状況が変わっていることがあります。そのため、クレジットカードを更新するタイミングで必要に応じて再審査を行い、同じ条件で継続発行しても問題ないかを判断するのです。
 

クレジットカード更新のための手続きは必要?

 
クレジットカードは有効期限がくると自動的に更新されます。そのため、継続してクレジットカードを利用する場合は、特別な手続きをする必要はありません。
 
有効期限の1~2ヶ月ほど前にカード会社から送付される新しいカードを受け取り、古いカードと交換すればそのまま利用できます。更新されたクレジットカードは、カード番号は以前のままですが、セキュリティコードが変更されていることに注意しましょう。
 
更新せず、有効期限までで利用をやめたい場合は、退会の手続きを取る必要があります。年会費などが引き落とされる前に手続きするとよいでしょう。
 

新しいカードを確実に受け取るための対策は?

 
何らかの理由で新しいクレジットカードを受け取れずに長期間放置すると、最悪の場合はそのまま解約になることも考えられます。新しいカードを確実に受け取るために、更新時期が近づいたら不在票などに注意を払いましょう。
 
また、転居をした場合に新しいカードが旧住所に送付され、保管期限を過ぎて返送されるケースもあります。クレジットカードは「転送不要」扱いで送付されるため、転送届を出していても転送されません。
転居をした場合は速やかに、カード会社所定の住所変更手続きを済ませましょう。
 
カード会社のなかには、早めの更新を相談できるところもあります。有効期限付近に転居や長期不在の予定が控えている場合は、早めに更新手続きができるかどうか問い合わせてみるのも、ひとつの方法です。
 

新しいカードが受け取れなかったらどうすればよい?

 
不在にしていてクレジットカードを受け取れなかった場合は、不在票に記載された保管期限までに配送業者に連絡し、再配達を依頼しましょう。
 
保管期限を過ぎてカード会社に返送された場合は、カード会社の問い合わせ窓口に連絡し、再送の手続きをする必要があります。転居などで住所が変わっている場合は、住所変更の手続きも併せて行ってください。
 
返送されたカードを長期間放置すると、カード会社によって破棄される場合があります。再送の場合はできるだけ早く連絡しましょう。
 

クレジットカードの更新後にやるべきことは?

 
クレジットカードが更新されたら、まずはカード台紙などに記載されている契約内容に誤りがないかを確認しましょう。クレジットカードの券面に印字された内容も併せてチェックしてください。
 
いずれにも誤りがないことを確認したら、クレジットカードを支障なく継続利用するために、必ず次の3つを行いましょう。
 

1.新しいカードに署名する
2.カード払いの登録情報を更新する
3.旧カードを破棄する

 
以下で、1~3について詳しく説明します。
 

新しいカードに署名する

 
まずは、カード裏面の署名欄に署名しましょう。
 
クレジットカードの署名は、カード所有者本人であることを証明するものです。署名のないクレジットカードは、利用を断られることがあるだけでなく、紛失や盗難にあった際の補償が適用されない可能性もあります。
 
署名欄は所有者の自筆でサインします。また、クレジットカードの署名は訂正や上書きをすると無効になります。書き損じた場合は、消して書き直すのではなく、再発行を依頼してください。
 

カード払いの登録情報を更新する

 
公共料金や携帯電話料金など、クレジットカード払いの登録をしている支払先がある場合は、利用先ごとに有効期限の変更手続きをする必要があります。手続きを忘れたり漏れがあったりすると、料金の引き落としが停止してしまうため注意しましょう。
 
また、ECサイトなどの決済手段としてクレジットカードを登録している場合も、有効期限やセキュリティコードの変更が必要です。
 

旧カードを破棄する

 
新しいクレジットカードを受け取ったら、更新前のカードは破棄する必要があります。このとき、カードをそのまま捨ててはいけません。なぜなら、券面の情報から個人が特定される恐れがあるからです。
 
クレジットカードを捨てるときは必ず、ハサミなどで細かく裁断し、氏名やカード番号がわからないようにしましょう。磁気部分やICチップも意識して刻んでください。そのうえで、接着して復元されるのを防ぐために、何回かに分割してゴミに出すとより安心です。
 

クレジットカードの有効期限が近づいたら更新に備えましょう

 
クレジットカードの有効期限は、カードの老朽化やセキュリティの低下を防ぐ目的や、再審査のタイミングとして設定されています。
 
クレジットカードの有効期限が切れるときにカード会社に対して手続きをする必要はありません。ただし、更新されたクレジットカードを速やかに受け取るために、有効期限はきちんと把握し、住所変更などがある場合は早めに手続きを済ませましょう。
 
また、新しいクレジットカードを受け取ったら、継続してスムーズに使えるよう、必ず署名や支払先に登録しているクレジットカード情報の変更をしましょう。古いカードを破棄するときは、セキュリティに配慮することが大切です。
 
クレジットカードの有効期限について正しく理解し、更新に備えましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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