メルカリでの月間売上・購入の平均はいくらぐらい？ 一番売れているものとは？

不要なものがあったり、欲しいものがあった時に利用するフリマアプリ。数あるフリマアプリの中でも、メルカリを利用している人が多いのではないでしょうか。   株式会社GV（本社：東京都港区）が運営する、クレジットカード等のお金に関する情報メディア「まねーぶ」は、全国20代～60代のメルカリ利用者500人に利用調査を実施しました（※）。メルカリをどのように利用しているのか、月にいくらくらい売買しているのかなど聞いていますので、結果を見ていきましょう。

メルカリで販売も購入もしている人が半数以上。月間売上・購入の平均は5000円未満が80%台

メルカリの利用状況を聞いたところ、利用開始時期は、「2019年～」が21.4％と最も多く、「2018年～」が20.4％、「2020年～」が15.2％と続き、6割以上が2018年以降にメルカリの利用を始めており、ここ最近で利用者が増えていることがわかります。
 
利用方法については「販売のみ」が13.8%、「購入のみ」が32.2%、「販売／購入両方」が54.0%であることがわかりました。
 
月間の売上平均額については、「1000円～5000円未満」が42.2％と最も多く、「1000円未満」が40.1%で、5000円未満で約8割を占めました。最高が30万円、平均が2万2709円、中央値が1万円となりました。月30万円も売り上げている人は、ビジネスとしてやっているのかもしれませんね。
 
月間の購入平均額については「1000円未満」が46.6％と最も多く、「1000円～5000円未満」が42.2%で、購入については5000円未満が約9割となりました。また、最高が16万円、平均が1万790円、中央値が5000円でした。
 

ユーザー数が多いのがメルカリ選択の理由。フリマアプリではメルカリしか利用していない人が最多

メルカリを選んだ理由の1位は「ユーザー数が多い」(305人)でした。ユーザーが多いほど、欲しいものが出品されているほか、自分が出品する場合は売れる可能性も高くなります。2位は「出品数が多い」(276人)、3位は「有名だから」(191人)という結果になりました。
 
メルカリのほかに利用しているフリマアプリを聞いたところ、「メルカリのみ利用」(228人)が最も多く、メルカリの人気の高さがうかがえます。メルカリ以外では「ラクマ」(164人)、「ヤフオク」(119人)が続きました。
 

メルカリで一番売買されているのは「衣類」

それでは、メルカリでどんなものを売買しているのでしょう。販売しているものでは「衣類」が217人で1位になりました。着ない服は捨てる前にまずメルカリで売りに出してみるといいですよね。
 
2位は「本、音楽、ゲーム」(142人)、3位「雑貨、インテリア、日用品」(101人)となりました。4位は「靴」「美容用品（化粧品・香水など）」がいずれも65人となりました。靴はサイズが合わない等一度も履いていないものは売れるでしょう。また、使いかけの化粧品や香水もよく売れるようです。
 
購入するものでも1位〜3位は全く同じ順位でした。不要なものを売るとともに欲しいものもメルカリで探していることがうかがえます。4位は「美容用品（化粧品・香水など）」で、5位は「家電、スマホ、カメラ」がランクインしました。高額なものは少しでも安く買えるといいので、メルカリで欲しいものが見つかるといいですよね。
 

メルペイ利用者は3割と意外と少ない？

メルカリでの売上を買い物に使えるメルペイですが、利用状況を聞いたところ、「利用している」と回答した人は32.0%でした。メルペイはメルカリ内で支払いできるとともに、街の買い物でも利用できますが、意外と利用者が少ないことがわかりました。
 
利用している人に利用方法を聞いたところ、「メルカリでの売上をメルペイで利用」が132人で、「メルカリでのポイントをメルペイで利用」の65人の2倍以上となりました。また、利用しているところは「メルカリ内」が116人、「街でのお買い物」が113人とほぼ同じで、意外と街でも使われていることがわかりました。
 
利用しない人に利用しない理由を尋ねると、「他のスマホ決済を利用している」(126人)、「使い方がわからない」(98人)が上位を占めました。
 
メルカリで不要なものを売って稼いだお金で、メルカリで欲しいものを買えば、お金が減らないですよね。出品されているものでは、新品やほぼ未使用のものも多いので、中古品に抵抗がある人でも大丈夫ではないでしょうか。
 
また、思わぬものが売れたりしますので、捨てようかなと思った際は、まずどのくらいの値段で取引されているのかチェックしてみてはいかがでしょう。
 
※株式会社GV【まねーぶ調べ】世界1億ダウンロード突破の「メルカリ」人気の理由に迫る
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部