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リスクが高いとされるFX取引(外国為替証拠金取引)のメリットと安全に運用する方法

ファイナンシャルフィールド / 2019年2月19日 7時53分

「売りから」でも取引できるという特徴 FXとは、Foreign Exchangeの略から来ている造語で、「外国為替証拠金取引」を差します。「外国為替証拠金取引」とは、日本円と米ドルやユーロなどの異なった2つの通貨を売買す […]

「売りから」でも取引できるという特徴

FXとは、Foreign Exchangeの略から来ている造語で、「外国為替証拠金取引」を差します。「外国為替証拠金取引」とは、日本円と米ドルやユーロなどの異なった2つの通貨を売買することです。
FX取引を外貨預金と比べた場合、メリットが3つあります。

  1. 外貨の取引コストが安い。
  2. 「買いから」でも「売りから」でも取引が出来る。
  3. レバレッジ効果を使うことが出来る。

まず①ですが、円貨を外貨に両替する時にコストがかかります。そのコストが安いのです。

外貨預金とFX 米ドル円レートの例
出典:ソニー銀行サービスサイト
http://moneykit.net/

②はFXならではの特徴です。ドル預金をする場合は、円→ドル(ドルを買う)にして預金し、円安になったらドル→円に戻し、為替益を得ます。FXは同様にドルを買うところからも始められますが、逆の取引も出来るのです。つまり今後円高になるという局面では、ドルを先に売って、円高になった後ドルを買い戻すのです。もちろん、為替が思惑と逆の動きをしてしまったら、損失が発生します。

レバレッジ1倍から始めてみる

FX取引に関してリスクが高いと言われる理由は、③レバレッジ取引で損失が拡大した場合を指しています。このレバレッジというのは、少ない資金で大きな取引が出来る仕組みです。金融機関によって違いがありますが、資金の10~25倍の取引ができます。手持ち資金が10万円の場合、それを証拠金として10倍・20倍の取引が出来るのです。利益が10倍・20倍になる一方、損失も同様です。
FXを始める場合、まずはレバレッジをかけずに1倍で始め、慣れることが大切です。慣れてきてレバレッジをかけた場合も、ストップロス(損切)注文を使い、もしも損が出た場合も膨らまないように備えることをお忘れなく。
FX口座は外貨預金と違い利息は付きません。ですが、金利差を利用してスワップポイントとして受け取ることが出来ます。そのため、長期間の保有に向くと言われているのです。下の図は1年間「レート」「スワップポイント」「銀行の金利」が動かなかった場合の一例ですが、このような使い方も可能です。

豪ドルを1年間運用した場合の比較
出典:株式会社マネーパートナーズ ホームページ
https://www.moneypartners.co.jp/beginner/aboutfx/exchange.html

どのような運用をするにしても、成功する秘訣は少額からの勉強にありそうです。

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