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30〜40代の9割以上が老後のお金に不安あり。誰に相談すればいいのかわからない人も

ファイナンシャルフィールド / 2021年11月4日 10時0分

30〜40代の9割以上が老後のお金に不安あり。誰に相談すればいいのかわからない人も

少子高齢化で、老後の年金受給年齢の引き上げや、金額の引き下げが予想されます。少し前に「老後資金2000万円問題」が話題となりました。年金があてにならない今、老後資金は自分で用意した方がよさそうです。   株式会社シュアーイノベーション(本社:大阪市北区)は、全国の30代~40代の男女1000名を対象に「老後のお金に関する意識調査」を実施しました(※)。 30〜40代の人は老後にお金の不安はあるのか、老後に向けてどのように資金を用意しているのか等聞いていますので、結果を見ていきましょう。

9割以上の人が老後のお金に不安あり

30代〜40代の男女に、自分の老後にお金の不安はあるか聞いたところ、93.4%とほとんどの人が不安を抱いていると回答しました。また、老後に向けて貯蓄、投資、保険といったお金の取り組みを行っているか聞いたところ、68.3%が老後の不安解消のため、老後資金を何らかの形で準備しようとしているということがわかりました。
 
老後への備えとして、最も必要だと思うことを聞いたところ、52.2%と半数以上が「貯蓄」と回答しており、お金を増やすよりは蓄えるという人が多数派のようです。他の施策として、株式投資や投資信託などの「資産運用」が23.5%、「副業」が13.1%と、3人に1人はお金を増やす取り組みを重要視していることがわかりました。他には何かあったときのための「保険」が11.2%という結果となりました。
 

老後は好きなことをしてのんびり過ごしたいという人が9割だが、引き続き働きたい人も

次に、老後は何をして過ごしたいか聞いたところ、「趣味」が31.8%、「家でのんびり」が29.7%、「旅行」が27.1%と、好きなことをしてのんびり過ごしたいという人がおよそ9割でした。老後資金が十分用意できればそれは可能になりますよね。
 
一方、11.4%は「アルバイト・パートなどの就労」と回答しました。老後の資金が十分用意できないため、引き続き働かなければならない人もいると思われますが、社会との接点を持っていたかったり、働くことが好きであったりと、さまざまな理由で、できるだけ長く働きたいという人もいるようです。
 

誰に相談すればいいのかわからない人が多い

それでは、資産づくりはどのようにするのが効率的なのでしょうか。自分でインターネット等で調べるという手もありますが、誰か詳しい人にどうしたらいいか聞いてみたいですよね。そこで、お金に関する相談相手を聞いたところ、73.0%と4人に3人は「家族・友人」と回答しており、身近な人にまずは相談していることがわかりました。
 
一方、「保険ショップ」(5.3%)、「IFA(資産アドバイザー)」(0.9%)と、お金のプロに相談する人は1割にも満たない結果となりました。残りの20.8%は「わからない」と回答しており、お金に不安はあるが、誰に相談したらよいかわからない人が多いようです。
 
以上のことから、30〜40代の人のほとんどが老後資金に不安があり、7割が何らかの取り組みをしていることがわかりました。そのうち、お金を増やす取り組みを重要視している人は3割程度でした。資産づくりについては、友達に相談するのもいいですが、資産アドバイザー等お金のプロへの相談も検討してもいいかもしれませんね。
 
※株式会社シュアーイノベーション『 老後のお金に関する意識調査 』
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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