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年収400万円の会社員。給料が100万円アップしたら、手取りはいくら増える?

ファイナンシャルフィールド / 2021年11月27日 12時0分

年収400万円の会社員。給料が100万円アップしたら、手取りはいくら増える?

年収400万円と500万円は、額面年収の差は100万円ですが手取り額はいくらなのでしょうか。本記事では、額面年収と手取り額の違いや、給与から控除されるものなどを詳しく解説します。   仕事を長く続けて昇給すれば年収が上がりますが、手取りはいくら増えるのかご存じですか。本記事を参考にして、手取りの計算に役立ててください。

年収400万円と500万円の手取りは?

転職サイトのマイナビが運営する「マイナビニュース」によると、年収400万円の手取り額例は約315万円です。一方、年収500万円の手取り額一例を見てみると、約389万円でした。
 
年収400万円と500万円では年間100万円の差があるものの、手取り額になると74万円と差が縮まっています。
 

額面と手取りの違い

「額面」は、所得税や住民税、社会保険料などが差し引かれる前の金額のことです。給与明細に記載されているものは「額面」や「総支給額」と言われます。
 
次に「手取り」は、税金や保険料などが差し引かれたあと、手元に入ってくるお金のことです。給与明細に手取りとは書かれておらず、一般的には「差引支給額」や「銀行振込額」などの名称で記載されています。
 

手取りは額面金額から何が控除される?

手取りは、額面金額から主に下記で挙げるものが控除されます。

●所得税
●住民税
●厚生年金保険料
●健康保険料
●雇用保険料
●介護保険料
●積立金

所得税は、個人の所得に対してかかる税金であり、収入から所得控除を引いた課税所得に対して超過累進税率で課されます。
 
住民税は、一律10%で所得金額に応じた税額を求める所得割と、非課税限度額を上回る人に定額の負担を求める均等割の2種類があります。厚生年金保険料は、等級に応じて決まる標準報酬月額や標準賞与額により、納める保険料額も変わってきます。
 
所得税や住民税、厚生年金保険料など以外にも、会社によっては社員旅行や退職金に充てるための積立金など独自の項目で引かれることもあります。給与明細をもらったら、まず一度「額面」から何が引かれているのかを、チェックしてみましょう。
 

年収が増えても手取りはあまり変わらない?

額面は税金や保険料が引かれる前の金額で、先ほどの手取り額例を見ると年収400万円と500万円の手取りの差は100万円ではありませんでした。
 
独身か既婚者か、また勤める企業によっても控除される金額は変わってくるので、「いくらの差が出る」とは一概には言えません。しかし、実際の手取りの差は100万円未満であることは理解しておきましょう。
 

手取りは手当や控除によって変わる

年収400万円と500万円の、おおよその手取りの差は74万円となります。私たちが一般的に年収と言っているものは総支給額のことで、そこから税金や保険料が引かれたものが手取り年収です。
 
手取りは、所得税や住民税以外にも、厚生年金保険料や健康保険料などさまざまなものが引かれています。その人の状況に応じて控除されるものは異なるため、同じ年収でも手取りが違う可能性が高いことを知っておきましょう。
 
ぜひ、今回の記事を参考にして、一度ご自分の給与明細を確認してみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー

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