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年収と幸福度は比例する?一番満足感を得られる意外な年収額

ファイナンシャルフィールド / 2021年12月20日 10時10分

年収と幸福度は比例する?一番満足感を得られる意外な年収額

もっと年収が高ければ幸せに過ごせるのにと思ったことがある人もいると思います。しかし年収が低いと幸福度も低い、年収が高ければ幸福度は高い。このように年収と幸福度は比例するのでしょうか。年収と幸福度の関係について詳しく紹介します。

年収と幸福度の関係

まず年収と幸福度が比例しているのかについて見ていきましょう。
 
「満足度・生活の質に関する調査」に関する第1次報告書によると、世帯年収別の総合主観満足度は世帯年収「100万未満」「100万以上300万未満」「300万以上500万未満」「500万以上700万未満」「700万以上1000万未満」「100万以上2000万未満」から「2000万以上3000万未満」までは緩やかに上がっていき、それ以上になると意外なことに満足度は下がっています。
 
また年収が1億以上の世帯と500万以上700万未満の世帯の満足度はほとんど変わらないことがわかります。このようなことから年収と幸福度は必ずしも比例しているわけではないということが分かります。
 
年収だけでなく世帯の資金残高と幸福度についても見てみると年収と同様に「1億以上3億未満」までは上昇しているのですがそれ以上になると下がっています。資金残高と幸福度についても年収と同じように資金残高がある程度高くなると幸福度が下がってしまうことが分かります。
 
なぜ年収と幸福度は比例しないのでしょうか。たしかにお金があれば高いものや良いものを買うことはできます。しかし、幸福度には人間関係などの満足度も関わってくるため年収と幸福度は比例しないのではないでしょうか。また、年収が高くても仕事が忙しく自由な時間がない、仕事でのストレスが大きいなどがあると幸福度は上がらないでしょう。
 
また年収が高くなりすぎることで高いものを買うことに慣れてしまい幸福度が上がらないのではないでしょうか。たまにぜいたくをするから満足感を得ることができ幸福度が上がるのであって、それが普通になってしまうと満足感は得ることができず幸福度も上がらないでしょう。
 

一番満足感が得られる収入額

一番満足度が得られる収入額はいくらくらいなのでしょうか。「満足度・生活の質に関する調査」に関する第1次報告書によると年収が「2000万以上3000万未満」が一番満足度が高いです。また、資金残高は「1億以上3億未満」が一番高くなっています。
 
極端に年収が低いと満足感を得ることはできませんが、ある程度の年収があれば満足感を得ることができます。また満足感を得るためにはお金の使い方などを考え、うまく使っていくことより満足感を得ることができます。
 

満足感を得るために必要なこと

満足感を得るためには年収を上げるだけではなく他にも必要なことはあります。例えば何か目標を持つことです。目標を持つことでそれを達成することができた時には大きな満足感を得ることができます。
 
目標は大きなものでなくても大丈夫です。目標を達成すれば満足感を得ることはできますがその満足感がずっと続くことはないです。そのため新たな目標を立てていくことも大切なことです。
 
満足感を得るには自分の好きなことを見つけてやってみることも必要なことです。いくら年収が高くても自分の好きなことがなければ楽しくもなく満足感も得ることができません。逆にあまり年収は高くなくても日々目標を持って過ごしている人や趣味を持ちそれを楽しむ人の方が満足度は高くなります。
 
また嫌なことを思い切ってやめてみることも必要ではないでしょうか。嫌なことをやめて時間を作りやりたいことをすることで満足度を得て幸福度も上がります。
 

まとめ

年収と幸福度は必ずしも比例せず、年収が「2000万以上3000万未満」が一番満足度が得ることができます。また「目標を立てる」「好きなことを見つけてやってみる」「嫌なことは思い切ってやめてみる」これらをすることで満足度を得ることができ幸福度につながるのではないでしょうか。年収を上げることに執着せずに幸福度を高めるために本当に必要なことを考えてみることが大切です。
 
出典
「満足度・生活の質に関する調査」に関する第1次報告書
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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