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2021年の女性の平均年収は345万円? 年収が高いのはどんな職種?どこのエリア?

ファイナンシャルフィールド / 2021年12月21日 11時30分

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「令和2年版 厚生労働白書」によると、2019年の共働き世帯は1245万世帯で、専業主婦世帯の582万世帯の2倍以上となっています(※1)。女性も男性と同等に働くのが当たり前の時代です。   パーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、「女性の平均年収ランキング2021」を発表しました(※2)。女性の平均年収はどれくらいか、どんな職種の年収が高いのか等聞いています。

2021年の女性の平均年収は345万円。平均年収ランキング1位の職種は、「リスクコンサルタント」

「女性の平均年収ランキング2021」(doda)によると、2021年の女性の平均年収は345万円で、昨年から2万円の減少となりました。
 
女性の平均年収ランキング1位の職種は、「リスクコンサルタント」(670万円)で、昨年から71万円アップしています。2位は「投資銀行業務」(643万円)、3位は「運用(ファンドマネジャー・ディーラー)」(620万円)となりました。
 
昨年より年収が上がった職種は、「金融系専門職」が358万円から367万円で9万円アップしました。次いで「コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人専門職」が509万円から514万円(+5万円)、「事務・アシスタント職」が317万円から318万円(+1万円)、「企画・管理職」が437万円から438万円(+1万円)でした。
 
「専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)」は、男性も含めた全体の平均年収では前年から25万円減だったのに対し、女性の平均年収は前年から5万円増となりました。
 
傾向を見ると、「法務」(541万円)、「知的財産・特許」(537万円)といった「企画・管理職」が上位50職種中のうち17職種で34%を占めました。次いで、「営業職」で8職種。「コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人専門職」は、7職種となりました。
 

女性の年収の男女格差は年齢が上がるほど拡大

年代別に見ると、女性の20代は317万円、30代は378万円、40代は402万円、50代以上は435万円でした。男女含めた全体との差は、20代で24万円、30代で59万円、40代で100万円、50代以上で178万円と、年代が上がるにつれて拡大しています。
 
また、すべての年代で年収400万円未満が半数以上で、30代女性は全体の60.8%にのぼりました。なお、年収500万円以上の人は、30代の女性で全体の17.9%、40代で23.6%にとどまっています。
  

女性の平均年収が高いのは関東エリア。都道府県別では3位に鳥取県がランクイン

エリア別では、最も女性の年収が高いのは「関東エリア」の362万円で、2位の「東海エリア」の327万円に35万円の差をつけました。以下は「関西エリア」(325万円)、「中国・四国エリア」(318万円)、「北海道・東北エリア」(314万円)、「北信越エリア」「九州・沖縄エリア」はいずれも312万円となっています。
 
都道府県別では、1位は「東京都」で383万円とダントツ。ただし、東京都は住宅費等かかるコストが高いですよね。2位は「神奈川県」(352万円)、3位は「鳥取県」(342万円)となりました。今年は鳥取県が4位の千葉県を抜いたため、上位3位を首都圏が独占する結果にはなりませんでした。
 
以上の結果から、女性の年収は職種や年代のほか居住エリアでもかなり異なることがわかりました。多くの女性は出産や育児を経験するので、継続しやすい職種がいいでしょうね。
 
※1:令和2年版 厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える        
※2:転職サービス「doda(デューダ)」、「女性の平均年収ランキング2021」を発表 女性の平均年収は345万円で、昨年より2万円減
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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