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小銭を貯めている人は要注意! 硬貨での入金に手数料がかかる場合があります。

ファイナンシャルフィールド / 2021年12月22日 23時0分

小銭を貯めている人は要注意! 硬貨での入金に手数料がかかる場合があります。

500円玉貯金や、何かを買うつもりのお金を貯金に回す「つもり貯金」など、コツコツ貯めた小銭をいよいよ銀行口座に入金しようという方、窓口に行く前にこの記事を確認してください。   現在、ほとんどの銀行では窓口で大量の硬貨を入金する際、手数料がかかるようになっています。せっかく貯めたのに入金手数料で思わぬ出費が発生してしまったら、がっかりですよね。今回は、金融機関での硬貨での入金にかかる手数料について解説します。

窓口での硬貨の入金にかかる手数料

銀行の窓口で硬貨を入金する場合の手数料は「大量硬貨取扱手数料」などと呼ばれており、各銀行で金額も異なります。まずは都市銀行、ゆうちょ銀行の手数料から見ていきましょう。
 

硬貨持ち込み枚数 手数料 ATM
三菱UFJ銀行 100枚まで 無料 無料
101枚~500枚 550円
501枚~1000枚 1100円
1001枚~ 1650円(以降500枚ごと550円を加算)
みずほ銀行 100枚まで 無料 無料
101~500枚 550円
501枚~1000枚 1320円
1001枚~ 1980円(以降500枚ごと660円を加算)
三井住友銀行 300枚まで 無料 無料
301枚~500枚 550円
501枚~1000枚 1110円(以降500枚ごとに550円を加算)
りそな銀行 100枚まで 1日1回まで無料 無料
101枚~500枚 660円
501枚~1000枚 1320円
1001枚~1500枚 1980円(以降500枚ごとに660円を加算)
ゆうちょ銀行
【2022年1月17日~】
50枚まで 無料 1~25枚:110円
26~50枚:220円
51~100枚:330円
(預け入れは1回につき100枚まで)
51枚~100枚 550円
101枚~500枚 825円
501枚~1000枚 1100円(以降500枚ごとに550円を加算)

※筆者作成
 
1日1回までの入金であれば、各銀行で上限は異なりますが、硬貨の枚数によって窓口でも手数料は無料となります(1日に複数回の取り扱いとなる場合、合計枚数に応じた手数料がかかります)。
 
また、2021年12月時点、ゆうちょ銀行で入金手数料はかかりませんが、2022年1月17日からは窓口、ATMともに手数料が新たに設けられます。
 
なお、都市銀行ではATMでの硬貨の入金は手数料無料となっています。ただし、一度に取り扱いできる枚数が限られるため、大量の硬貨を預ける場合は窓口より手間がかかることになります。
 

地方銀行では?

地方銀行の場合も、窓口での硬貨の入金時には枚数に応じた手数料が発生します。基本的には都市銀行と同様ですが、参考までに一部の地方銀行での手数料は以下のとおりです。
 

硬貨持ち込み枚数 手数料 ATM
東京スター銀行 500枚まで 無料 無料
501枚~1000枚 550円
1001枚~1500枚 1100円(以降500枚ごとに550円を加算)
きらぼし銀行 100枚まで 無料 無料
101枚~500枚 550円
501枚~1000枚 1320円(以降500枚ごとに660円を加算)
横浜銀行 100枚まで 無料 無料
101枚~500枚 770円
501枚~1000枚 1540円(以降500枚ごとに770円を加算)
足利銀行 500枚まで 1日1回まで無料 無料
501枚~1000枚 550円
1001枚~2000枚 1100円
2001枚~ 1650円(以降1000枚ごとに550円を加算)
神奈川銀行 500枚まで 無料 無料
501枚~1000枚 330円
1001枚~2000枚 550円(以降1000枚ごとに330円を加算)
群馬銀行 500枚まで 無料 無料
501枚~1000枚 330円
1001枚~2000枚 660円(以降1000枚ごとに330円を加算)
千葉銀行 500枚まで 無料 無料
501枚~1000枚 550円
1001枚~2000枚 1100円
2001枚~ 1540円(以降1000枚ごとに440円を加算)
武蔵野銀行 100枚まで 無料 無料
101枚~1000枚 550円
1001枚~ 1100円(以降1000枚ごとに550円を加算)

※筆者作成
 

銀行によって負担は異なるが、ウエルカムではない硬貨の入金

各銀行の対応から、近年は銀行窓口での硬貨の入金に手数料が設けられている傾向がはっきりと分かります。さらにコロナ禍では感染予防の観点からも、窓口での硬貨のやり取りは敬遠されがちな印象もあります。
 
キャッシュレス時代において小銭貯金をしている方は、ATMを活用するなど時代の流れに合わせて対応し、無駄な出費を避ける必要がありそうです。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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