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自分の金融リテラシーはどれくらい? 家計や預貯金の管理力が人生の満足度につながる

ファイナンシャルフィールド / 2022年2月6日 3時30分

自分の金融リテラシーはどれくらい? 家計や預貯金の管理力が人生の満足度につながる

生活していくうえで欠かせないのが、さまざまな事柄に対する知識や能力です。   特にお金については、「もうちょっと知識があれば上手に貯金できたのに」「学生の頃にマネー教育を受けておきたかった」など、大人になってから後悔することも。   今回は、そんな金融リテラシー(お金・金融・経済などの知識・能力)について世間の意識を見てみましょう。   アクサ生命保険株式会社が発表した「金融リテラシーと健康リテラシーに関する意識調査2021」の結果(※)をチェックしてみます。

金融リテラシーに自信のない人が大多数! 今後高めたい知識とは?

この調査は、全国の20歳~69歳の男女1000名(有効サンプル)を対象に行われたものです。
 
まず、自分自身の金融リテラシーに対する評価を見てみましょう。

【自身の「金融リテラシー」の自信度】

1位:あまり自信がない 42.9%
2位:全く自信がない 38.7%
3位:やや自信がある 16.2%
4位:非常に自信がある 2.2%

自信がない計が81.6%、自信がある計は18.4%でした。お金の知識・能力に自信がないと思っている人が、圧倒的に多いようです。
 
自信がないと思っていても、「家計簿は得意」「夫のお小遣い管理はお手の物」など、なにかしら得意なことはあるものです。自分の金融リテラシーで誇れる部分はどのようなものなのでしょうか。

【金融リテラシーで自信を持っている知識・能力(複数回答)】

1位:家計管理 18.9%
2位:預貯金の利用・選択 16.2%
3位:資産形成・資産管理 10.3%
4位:株式・債権の利用・選択 9.5%
5位:生活設計・ライフプランニング 9.2%

およそ2割の人が、「家計管理なら任せて!」と思っていることがわかります。家計管理は生活していくうえで欠かせない項目ですので、慣れも大きく関わってきそうですね。
 
そのほか、「預貯金の利用・選択」や「預貯金の利用・選択」「資産形成・資産管理」にも1割以上票が集まっていますが、全体を通して見ても数値は低め。やはりみなさん、自分の金融リテラシーに自信がないことが伝わってきます。
 
では、自信がないからこそ今後高めたい金融リテラシーについては、どのようなものがあるのでしょうか。

【金融リテラシーで今後高めたい知識・能力(複数回答)】

1位:資産形成・資産管理 31.1%
2位:生活設計・ライフプランニング 24.3%
3位:株式・債権の利用・選択 24.1%
4位:家計管理 22.9%
5位:金融・経済の仕組み・事情 22.2%

唯一3割を超えたのが、「資産形成・資産管理」でした。相続などにも関わってくるため、老後に向けてしっかり知識をつけておきたいという人が多いのかもしれません。
 
そのほか、自分や家族の将来に向けた生活設計、株式・債権による資産運用、家計管理による生活費の見直しなどに注目が集まっているようです。
 
5位の「金融・経済の仕組み・事情」については、しっかり押さえておくことでさまざまな場面に活用できそうです。
 

金融リテラシーを身につけるメリットは?

金融リテラシーを高めることで、実際にどのようなメリットがあると考えている人が多いのでしょうか。

【金融リテラシーを身につけるメリット(複数回答)】

1位:老後の不安を解消できる 51.0%
2位:生活の質を高められる 41.1%
2位:資産を増やせる 41.1%
2位:マネーのトラブルの被害を回避できる 41.1%
5位:計画通りの人生を歩める 27.1%

50%台に乗ったのは「老後の不安を解消できる」のみ。そのほか、同率2位が3つという結果になりました。
 
将来自分が満足に年金を受け取れるかわからないなか、やはり世間の心配事は老後の資金に集中しているということがわかります。
 
金融リテラシーを高めることで、老後の不安の解消につながり、さらには資産を増やして生活の質を高め、マネートラブルとは無縁の生活を送れるかもしれない……と考えると、お金や経済に関する知識を身につけることはとても大切ということになりそうです。
 
もちろん、お金のプロに相談することも近道ですが、自分自身でもある程度の知識を持っておくことに越したことはないでしょう。
 

金融リテラシーは生活の満足度に影響する

最後に、生活の質や満足度と金融リテラシーの関係を見てみましょう。
 

【自身の生活・くらしに対する意識】

<金融リテラシーに自信がある>

●現在の生活の質に満足している 67.4%
●老後の生活に不安はない 44.6%
●夢や目標の実現に向けて頑張りたい 78.3%

<金融リテラシーに自信がない>

●現在の生活の質に満足している 41.8%
●老後の生活に不安はない 16.8%
●夢や目標の実現に向けて頑張りたい 59.7%

最初の問いで金融リテラシーに自信があると答えた人と、ないと答えた人に分けてみると、上記の結果に。
 
意外と大きい差が出ていることがわかります。もっとも差が開いたのが、「老後の生活に不安はない」でした。金融リテラシーに自信がある人はおよそ半数の人が不安がないと回答しているのに対し、金融リテラシーに自信がない人はその3分の1程度にとどまっています。
 
金融リテラシーを高めることでよりスマートに預貯金の管理、資産運用、ライフプランニングが行え、その結果生活満足度の向上や将来への不安解消などにつなげられるということになりそうです。
 
新しい年の初めに家計を見直す人も多いと思いますが、今年は金融リテラシーの向上も目標に入れるとより効果的かもしれませんね。
 
出典
※アクサ生命調べ「金融リテラシーと健康リテラシーに関する意識調査2021」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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