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灯油の価格が高騰中で電気料金も値上げ。この冬どう乗り越える?

ファイナンシャルフィールド / 2022年2月8日 3時0分

灯油の価格が高騰中で電気料金も値上げ。この冬どう乗り越える?

2021年は電気や灯油といった私たちの生活に直結するエネルギーの価格上昇が続き、2022年に入っても、その影響が残っています。値上がりが続く中、この厳しい冬をどう乗り越えていけばいいのでしょうか。 ※この記事は2022年1月24日時点の情報を基に執筆しています。

2022年2月の電気代は?

東京電力を中心に各電力会社で、2022年2月の電気料金について値上げの発表がありました。
 
東京電力を例にすると、平均的なモデル世帯での影響額として2022年1月分の電気料金は7631円(2021年12月分から146円増加)となっていましたが、2022年2月分は330円増加し、7961円となりました。
 
値上げの理由は、2021年8月から10月の燃料価格の高騰によるとされています。
 

2022年1月の灯油価格は?

経済産業省 資源エネルギー庁の「石油製品価格調査」の結果によれば、2022年1月24日時点の灯油の店頭小売価格は、1リットル当たり110.4円となっており、2021年12月20日時点の106.4円から4円高くなっています。
 
灯油の元売価格は上昇しており、今後も店頭での灯油価格の上昇が予想されています。
 

冬の暖房代の節約方法は?

多くの地域で暖房器具の使用が必須となる日本の冬ですが、エネルギー価格が上昇している現在、光熱費が気になったり、節約意識から暖房器具の使用を控えたりしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
そこで、少しでも光熱費を抑える暖房器具の使い方などを紹介します。
 

室内から暖気が逃げないようにする

家の中には暖気が逃げるポイントが多くあります。そのポイントへの対策を行うことで室温の低下を防ぎ、暖房効率を上げて光熱費の節約につなげることができます。
 
例えば、窓にはホームセンターなどで購入できる断熱シートや気泡緩衝材(いわゆるプチプチシート)を貼り付ける、冬用の断熱カーテンを使用する、ドアや窓のすき間は専用のテープでふさぐ、夜間は雨戸を閉めるなどが簡単かつ有効な方法です。
 

コストパフォーマンスが高い暖房器具を使用

一般的に電気ストーブやセラミックファンヒーターは消費電力量が高く、比較してエアコンやガスファンヒーター、石油ストーブは消費燃料や消費電力量が低くなります。
 
特に最新型のエアコンは室温が一度安定すれば、それ以降は設定温度をよほど高くしたり、頻繁に電源をオン・オフしたりしない限り、少ない消費電力で暖房効果を維持できます。
 
また、少し肌寒いが暖房器具を使うか悩むという程度であれば厚着をしたり、足だけ寒い場合は電気毛布などで暖を取ったりするのもおすすめです。
 

床にはカーペットや断熱シートを敷く

床がフローリングで何も敷いていない場合、座る場所にカーペットやじゅうたんを敷いておくだけでも、足元や腰など下半身からの冷えを和らげることができます。
 
また、床との間に断熱シートを入れておくと床からの冷気を遮断して、さらに寒さを軽減できます。
 

今冬のエネルギー価格の上昇はちょっとした工夫で乗り切る!

2021年に引き続き、2022年も灯油代や電気代を中心にエネルギー価格は上昇していますが、ちょっとした工夫をすることで、その影響を少しでも抑えることもできます。
 
冬は電気代などが増加して家計が厳しいと感じている方は、暖房器具の効率的な使い方や家で暖かく過ごす方法を試してみてください。
 
出典
東京電力エナジーパートナー 2022年2月分電気料金の燃料費調整について
経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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