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大手予備校の講師、初任給と平均収入。人気講師はいくらもらってる?

ファイナンシャルフィールド / 2022年2月27日 2時20分

大手予備校の講師、初任給と平均収入。人気講師はいくらもらってる?

大手予備校のCMが人気となり、一躍有名になった予備校講師が、現在タレントとして活躍している例もありますが、予備校講師とは一体どのような仕事なのでしょうか。本記事では、予備校講師の仕事内容や初任給・平均年収などを紹介します。   大学で家庭教師の仕事をしていて、予備校講師が気になる人や、人にものを教えるのが好きな人などは、ぜひ参考にしてください。

予備校講師の仕事内容

予備校講師の仕事内容は、主に高校生や高卒生に、教科の指導とアドバイスを行うことです。教師のように、教員免許がなくても予備校講師にはなれますが、自分の得意とする科目の高い知識と、授業力が求められます。
 
予備校講師は、正社員として働く人もいれば、非常勤で複数の予備校を兼任している人もいます。
 
人気の高い予備校講師の中には、多くの予備校からオファーが来たり書籍を出版したりする人もいるでしょう。そういった人の平均年収は、1000万円を超えるとも言われています。
 

大手予備校講師の初任給と平均年収

大手予備校講師の初任給と平均年収は、いくらくらいなのでしょうか。この見出しでは、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査 」などから、予備校講師の初任給と平均年収を紹介します。
 
平均年収がわかれば、将来予備校講師になりたいと思ったときに、自分の年収の目安がわかるでしょう。就職や転職のときの参考にしてください。
 

初任給

大手予備校の1つ、東進ハイスクールの初任給は、下記を参考にしてください。

●学部卒:24万3400円(年収:292万800円)
●修士卒:26万円(年収:312万円)
●博士卒:27万4500円(年収:329万4000円)

※一律手当含む

その他博士課程卒で、高度な専門知識・能力が認められた場合は、特別処遇により給与が決定するとあります。
 
また、大手予備校の場合は、中小の予備校と比べると福利厚生が手厚く、よい待遇で働ける傾向にあるようです。東進ハイスクールの場合は、財形貯蓄利子補給や団体保険制度、育児休業・短時間勤務制度などがあります。
 

平均年収

では次に、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査 」より、1000人以上の個人教師、塾・予備校講師の平均年収を見ていきましょう。

●男:427万6100円
●女:354万5300円
●男女計:404万3800円

日本の平均年収は男性567万円、女性280万円、男女計461万円であることから、男性は日本の平均年収よりも低く、女性は高いことがわかりました。男女計で見ると、日本の平均給与との差は56万6200円あります。
 

予備校講師は正社員以外でも働ける?

予備校講師は、常勤の正社員としての働き方以外にも、非常勤として働くことが可能です。非常勤講師の場合、複数の予備校で勤務している人も珍しくないでしょう。
 
予備校講師は、家庭教師や通信教育の添削など、多くの場で活躍できるため、個人の働き方次第では収入を大きく増やせます。
 
また、予備校講師として高い人気のある人なら、独立・開業して働くチャンスもあるかもしれません。ただし、日本には多くの予備校があり、競争率も高いため、講師としての実力もなければ難しいでしょう。
 

大手予備校講師の平均年収は約404万円

大手予備校講師の平均年収は、男性427万6100円、女性354万5300円、男女計404万3800円です。日本の平均年収と比べると、特別に高いわけではありません。
 
しかし、予備校講師は正社員以外にも、非常勤として働いたり、家庭教師や通信教育の添削をしたりなど、多くの働き方が望めます。また、個人の実力が高ければ、大手予備校講師の場合、特別処遇により給与が決定するとあるため、努力すれば高収入が目指せるでしょう。
 
将来、予備校講師を目指している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
 
出典
東進ハイスクール
厚生労働省賃金構造基本統計調査
国税庁 1.平均給与
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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