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セカンドライフのお供にペットを飼いたい!犬や猫 どれくらいの費用になるの?

ファイナンシャルフィールド / 2022年3月31日 13時0分

セカンドライフのお供にペットを飼いたい!犬や猫 どれくらいの費用になるの?

定年退職後にまとまった時間を有効活用すべく、今まで手を出せなかった趣味に興じる人がいるでしょう。 なかには「犬や猫」と過ごす時間を夢見る人もいますが、現実的にペットを飼育するための『費用』が気になるという人もいるのではないでしょうか。 小型犬・大型犬・猫それぞれの平均的な年間の飼育費用を紹介しつつ、平均寿命の観点から生涯どれだけの費用がかかるのかを確認してみます。 適切な飼育環境を整えるためにも、事前に必要な費用を確認して家計に負担を生じないように準備しましょう。

「小型犬」おしゃれにお金を使う人が多い?

ペット保険を手がけているアニコム損害保険株式会社が実施している「【2021最新版】ペットにかける年間支出調査」によると、チワワやポメラニアンなど、愛くるしい可愛さが人気の「小型犬」の年間平均費用は「33万3394円」となっています。
 
また、一般社団法人ペットフード協会が2021年に実施した調査では、チワワなどの小型犬の平均寿命は15.30歳で、これに年間平均費用を掛けると「510万円」ほどになります。
小型犬の飼育費用の特徴は「シャンプー・カット・トリミング」や「洋服」にかける部分が大きいことで、おしゃれにお金を使う人が多いことでしょう。
おしゃれにかける費用は人と同様に青天井で、どこまでも追い求められる点に注意が必要です。
 

「大型犬」食費を中心に費用は高額になりがち

先の調査「【2021最新版】ペットにかける年間支出調査」によると、ゴールデンレトリバーやシベリアンハスキーに代表される「大型犬」の年間平均費用は「52万147円」です。
ペットフード協会の調査によると、大型犬の平均寿命は小型犬と比べるとわずかに短く、13.52歳。
先の平均費用に寿命の13.52を掛けると「703万円」ほどに。
 
大型犬は体躯が大きいことから、日々のペットフード費用や治療費など、各種費用が高額になりがちです。
老年期に入ると介護にかかる費用とともに、重量があることから手間も大きくなります。
小型犬よりも入念な準備が必要になることでしょう。
 

「猫」犬と比較すると費用は少なめ

一方で猫は、「【2021最新版】ペットにかける年間支出調査」によると年間費用は少なめで「16万9247円」となっています。
 
犬と比べると体躯が小さめなので各種費用を抑えられることに加えて、短毛種であれば基本的にカットが不要だったり、洋服を着るケースが少ないなどの特徴が見られます。
 
一方で飼い主さんが外出することが多い場合は、見守り用のカメラや自動の給餌器・給水器・トイレを準備するケースが見られ、犬とは異なった費用がかかることもあるようです。
 
平均寿命の観点ではペットフード協会の調査によると、15.66歳と犬より長寿な傾向が見られ、年間費用を掛けると「265万円」との結果になりました。
一般的な飼育方法で比較すると、犬より猫の方がかかる費用は小さめなようです。
 

セカンドライフのペット飼育は経済面での準備も必要

平均的な年間費用に平均寿命を掛けたところ、小型犬で510万円、大型犬で703万円、猫で265万円との結果が得られました。
あくまで平均的な金額なので、工夫次第では費用を抑えることもできますが、一方で病院に通うことが多くなると、さらに大きな費用を要するケースも考えられます。
 
また、今回計算した金額は一度に支払うわけではなく、毎日、毎月少しずつ支払うため、まとまったお金を準備する必要はありません。
それでも、手術を始めとする突発的な費用の支出を考慮すると、ペットを飼育するためには早めに動いて準備しておくことが必要になります。
 
出典
一般社団法人ペットフード協会:令和3年 全国犬猫飼育実態調査
アニコム損害保険株式会社:【2021最新版】ペットにかける年間支出調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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