1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

クレジットカードの審査が通りにくい? 40代・50代が注意したい「スーパーホワイト」とは?

ファイナンシャルフィールド / 2022年4月10日 3時10分

クレジットカードの審査が通りにくい? 40代・50代が注意したい「スーパーホワイト」とは?

クレジットカードの審査にブラックの人は通らないということはよく聞きますが、スーパーホワイトも審査が通りにくいということはあまり知られていません。そもそもスーパーホワイトという存在を知らない人も多いです。   そこでこの記事では、スーパーホワイトとはどういう状態を指すのか、なぜスーパーホワイトがクレジットカードの審査に通りにくいのかを詳しくみていきます。

スーパーホワイトとは

スーパーホワイトとは何かというと、信用情報に全く記録がない人あるいは記録がない状態のことをいいます。過去に信用情報がなく、真っ白の状態ということで、スーパーホワイトと呼ばれています。信用情報とは、クレジットカードやローン、キャッシングの利用履歴のことです。
 
信用情報には個人について今までの信用取引の全てが記録されており、借金を経験したことがない人でも、自動車ローンや住宅ローン等を利用していれば記録は残ります。ただし、プリペイドタイプの電子マネーカードやプリペイドカードの場合は、審査なしで作れるため関係はありません。
 
通常、銀行等の金融機関は過去の契約内容や返済状況に支払い状況等をチェックして、ローンやカードの審査を通すべきか判断します。しかし、こうした信用情報に全く記録がない状態、つまりスーパーホワイトだと審査の仕様がありません。そのため、クレジットカードの審査が通りにくくなってしまうということになります。
 
ただ信用情報が全くない状態だからといって、全員が審査に落ちてしまうということではありません。特に20代の若者の場合、住宅ローンや自動車ローンを利用している人は少ないため、真っ白でもそれほど問題とされません。
 
しかし30代以降になると、審査落ちの原因にスーパーホワイトが入ってきて、これが40~50代になるとより顕著になってくるので注意が必要です。
 

40代以降の審査に通りにくい理由とは

スーパーホワイトでは、特に40代以降がクレジットカードの審査に通りにくくなります。理由はいくつかありますが、まず審査をするうえでの判断材料が少ないからです。
 
一般的に、カードローンの審査はいわゆるスコアリングによって機械的に行われています。スコアリングとは、申込者の個人情報と信用情報によって、返済能力がどれ位あるかをスコア化して審査する方法です。信用情報が審査の合否を決めるといっても過言ではありません。しかし、スーパーホワイトだと何も情報がないので、正確なスコア自体を付けることができず、審査落ちしてしまうというケースが多いのです。
 
また、なぜこれまでクレジットカードやローンを利用してこなかったのかと不審に思われてしまうというのも、審査が通りにくい理由のひとつです。
 
日本ではクレジットカードが広く流通しており、社会人の大半は利用しています。さらに40代以降で、過去に1回もクレジットカードやローンを利用したことがないという人は少数です。ほとんどの人は調べれば何かしらの利用記録が信用情報に残っています。
 
そのため40代以降の人で信用情報が真っ白だと、単純になぜ今まで使ってこなかったのかと金融関係の会社に怪しまれたり、警戒されたりしてしまうことが多いのです。銀行やカードローン会社は、貸したお金が返ってこないというのを何より避けたいため、こうしたスーパーホワイトはリスクがあるとされ、前もって審査で落としてしまうというケースも珍しくありません。
 
ほかにも、過去に何かしらの事故情報を起こしたのではと疑われるというのも理由のひとつです。
 
信用情報は永遠に記録されているということではなく、一定期間が過ぎると消されて真っ白になります。そのため事故情報を起こし、長期間クレジットカードやローンを利用できないと、スーパーホワイトになることもあるのです。そのため40代以降でスーパーホワイトだと、過去に何かあったのかと疑われて審査が通りにくくなるというケースも多くなります。
 

40代以降でスーパーホワイトの人は、早めに脱却したほうがよい

上述のとおり、40代以降で信用情報がスーパーホワイトだと、金融機関から怪しまれて審査でマイナスな印象を与えてしまいます。もちろんスーパーホワイトだから絶対に審査に落ちるということではありません。
 
しかし決して有利にはならないため、審査が通りやすいクレジットカードに申し込んで返済実績を作り、早めにスーパーホワイトからは脱却したほうがよいです。
 
以上のことから、今後クレジットカードを作る可能性がある人は、今からでもクレジットカードやローン、キャッシングを利用の検討してみてはいかがでしょうか。
 
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください