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一般葬と家族葬の費用の差はどのくらい? さらに費用を抑えるにはどんな方法がある?

ファイナンシャルフィールド / 2022年4月10日 12時0分

一般葬と家族葬の費用の差はどのくらい? さらに費用を抑えるにはどんな方法がある?

家族葬という葬儀のスタイルが生まれたのは、2000年頃だといわれています。一般葬と家族葬というのが、どのような葬儀でどんな違いがあるのか、またそれぞれどれぐらいの費用がかかるのか、ご存じでしょうか?   ここでは、一般葬と家族葬の違いや費用の差や、さらにどのような方法で費用を抑えられるのかを、分かりやすく紹介します。

一般葬と家族葬の違い

一般葬とは、故人の家族や親せきなどの近親者のほか、生前に縁のあった仕事関係の人や友人、ご近所の方など、一般の方にも幅広く参列してもらう葬儀です。参列者の人数が多く、そのなかには故人の家族とは面識のない参列者なども含まれる場合があります。
 
家族葬とは、故人の家族や親族などの近親者や、ごく親しい友人などの身内のみで行う、小規模な葬儀のことをいいます。ただし、どんな人が参列するかや人数の制限などは明確に決められているものではありません。ただし、葬儀社や葬儀場によっては家族葬プランとして参列者の人数などが決められている場合もあります。
 

一般葬と家族葬の費用の違い

一般葬の場合、かかる費用の相場は、地域や参列者の人数によっても変動しますが、100万円以上はかかります。通夜や告別式の後に、通夜ぶるまいや精進落としといった食事の席が設けられる場合が多く、飲食代金がかかります。家族葬の場合、かかる費用の相場は、一般的に100万円以下といわれています。
 
どちらの葬儀にもかかる共通の費用としては、葬儀を行う会場と火葬場の費用、葬儀を執り行った宗教者への謝礼や祭壇・棺、ご遺体を運ぶ霊柩車のほか、香典返しなどの返礼品も必要です。そして一般葬・家族葬どちらであっても、参列者の人数が多ければそれだけ費用も高くなります。
 
一般葬と家族葬の大きな違いは、参列者の人数です。
 
一般葬は、故人と関わりのあった人だけではなく、残された遺族の友人や知人などが、遺族のつらい気持ちなどおもんぱかって参列する場合もあるので、参列者の対応に追われるといったこともあります。家族葬なら、葬儀当日のそういった参列者への対応は必要ありません。ただし、故人が亡くなったことを後日に知った人などが、自宅へ弔問に訪れたりするので、ご遺族の負担が増えるといったこともおこります。
 

葬儀費用を抑える方法

まず葬儀費用を抑えるためには、すでに述べましたが、参列者の人数を少なくすることです。一般葬の場合は、参列者の人数を少なくすることで、当日に参列者に渡す返礼品の数が少なくすみます。そして小さな会場で行うことができるので、会場費と葬儀社のスタッフの人数も少なくできる分、費用を抑えることができます。
 
また祭壇や棺も、装飾の華美ではないシンプルなものを選ぶことで、費用を抑えることが可能です。ただし、広く一般の方にも参列してもらう葬儀なので、体面を気にする場合は費用を抑えにくいこともあります。
 
家族葬の場合は、家族だけのごく少人数で葬儀を行うことで、費用を抑えることができます。さらに通夜を行わず、告別式だけの一日葬などもあり、さらに費用を抑えられます。また宗教にこだわらず、宗教者を呼ばずに家族だけで見送ることも選択できるので、それに関わる費用を抑えることも可能です。
 
ただしこの場合は、あらかじめお寺などで檀家になっており、そこの墓地に遺骨を納めるのであれば、納骨を断られることもありますので、事前に僧侶に相談をしておく必要があります。
 

故人や残された家族に合った葬儀の選択とは

葬儀とは、故人の意向や、故人を送る遺族の意思によって自由に選択できるものです。たくさんの人に見送られたい人もいるでしょうし、費用を抑えて残された家族にお金を残したいと考える人や、ひっそりと、家族だけで故人を囲んで静かに見送りたいと考える人もいるでしょう。
 
故人にとってはお別れの最後の場ですが、残された家族にとっては、そこからが新たに始まる生活の最初の儀式でもあります。たくさんある選択肢のなかから、自分らしい葬儀を選択してみてはいかがでしょうか。
 
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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