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高齢者になってから始められる趣味にはどんなものがある? かかる費用はどれくらい?

ファイナンシャルフィールド / 2022年4月14日 12時10分

高齢者になってから始められる趣味にはどんなものがある? かかる費用はどれくらい?

今に始まったことではありませんが、高齢者の方の中にはこれといった趣味がなく、毎日を同じように過ごしているという方もいらっしゃるようです。   老後について考えるとき、どうしてもお金のことに関心が向かいがちですが、人生はお金だけではありません。現役を引退して時間に余裕ができたタイミングで始められる趣味には、どんなものがあるのでしょうか。高齢者として第二の人生を楽しむための趣味について考えてみます。

趣味は何をしても、いつ始めてもいい

個人の趣味として楽しむのであれば、基本的にはどんなことでも、また高齢者であることを気にする必要もありません。
 
ただ、これまでは仕事や家事に専念してきて、いまさら趣味をどう探せばいいか分からないという方もいることでしょう。そんなときは、以下のように簡単なことから始めてみるのもいいのではないでしょうか。
 

読書

定番の趣味といえば読書です。体力に関係なく、自分のペースで楽しむことができ、教養も身に付くため話のネタとしても役立つ趣味です。
 
文庫本や新書を一冊購入しても1000円前後で、古本なら数百円程度の出費で楽しめます。また、地域の図書館に行けば無料で読むこともできますし、定期的に書店や図書館へ通うことで軽い運動にもなります。
 
また近年では、スマホやタブレットを使って電子書籍で読書をされる方も増えています。電子書籍での読書をきっかけに、インターネットやSNSの利用に慣れていき、そこから新たな趣味が広がることもあるでしょう。
 

家庭菜園や園芸

家庭菜園や園芸は、高齢者となってから趣味として始める方も多いでしょう。
 
どちらも広い庭がなければ始められないと思われがちですが、工夫次第ではベランダのスペースや室内でも十分に可能です。道具もすべて100円ショップやホームセンターでそろえた場合は初期費用も抑えられます。
 
家庭菜園でトマトやキュウリといった野菜を育てつつ、観葉植物などで生活に緑を加えることで、老後がより豊かなものになるでしょう。また、植物や土に触れることがストレス解消に、日光を浴びることが健康的な生活スタイル作りにもつながります。
 

料理

いまいち新しいことに興味を持てない、趣味のために道具などを購入するのはハードルが高いというのであれば、料理もおすすめです。
 
料理を趣味にする場合、凝った道具が必要になるとイメージする方もいますが、包丁やまな板、フライパンなど、どこの家庭にもある調理器具を使ってスタートできます。
 
まったくの初心者なら、まずは材料を切る、煮る、焼くといった基本的なことから始め、趣味としてもっと楽しみたいと思ったときに、こまごまとした調理器具を少しずつ買いそろえていけばいいでしょう。
 
料理がうまくなれば、日々の食生活に楽しみや彩りを加えることができるほか、自炊によって生活に余裕が生まれる場合もあります。
 

スポーツ

老後に趣味として始めるスポーツであれば、1人で簡単にできるウオーキングやジョギングはもちろん、体力に自信がある方や過去に経験がある場合はテニスなどもいいでしょう。
 
ウオーキングやジョギングなら、運動靴やスポーツウエアがあれば初期費用は0円です。また、テニスなど道具が必要なものでも、廉価な物でそろえることが条件となりますが、2万円から3万円程度と見ておけば初期費用としては事足ります。
 
スポーツは純粋に楽しむだけでなく、無理のない範囲で続けることで健康面や体力作りにも役立つことから、高齢者にもちょうどいい趣味だといえます。
 

老後は趣味で充実した時間を

現役時代に比べて、老後は多くの方が自由な時間を趣味に費やすことができます。
 
新たな趣味を始めるのに年齢は関係ありません。今回紹介した例を参考に、気になることがあれば挑戦して趣味を見つけた方が、より楽しく豊かな老後を送ることができるはずです。
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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