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新社会人の初任給はどう使う?使い道が決まっている人が9割

ファイナンシャルフィールド / 2022年4月15日 11時0分

新社会人の初任給はどう使う?使い道が決まっている人が9割

4月は進学、就職など新生活が始まる時期。新社会人は期待に胸を膨らませていることでしょう。   そして、4月の終わりに初めてのお給料が入ります。その使い道は決まっているのでしょうか?   金融オンラインスクール「グローバルファイナンシャルスクール」(本社:東京都港区)は、2022年4月に就職し新社会人となる、全国の20~24歳の男女1016人に、「資産形成」への志向・取り組みや初任給の使い方に関するアンケートを実施しました(※)。   早速結果をみていきましょう。

新社会人で、すでに「つみたてNISA」や「投資信託」などで資産形成している人も

新社会人に、資産形成への取り組みについて聞いたところ、資産形成に既に取り組んでいる人は59.5%でした。
 
最も多くの人が取り組んでいるのは、「普通預金」が72.9%を占め、次いで「つみたてNISA」(23.5%)、以下、「株式投資」(12.4%)、「投資信託」(11.4%)、「定期預金」(11.1%)という結果となりました。
 
普通預金が多いものの、学生時代から「つみたてNISA」や「株式投資」などをしている人が、「定期預金」をしている人より多いことが分かります。
 

9割が初任給の使い道をあらかじめ決めている

初任給の使い道を聞いたところ、最も多い回答は「貯金」(61.8%)で、「親へのプレゼント」(51.4%)、「自分へのプレゼント」(31.8%)が続きました。
 
それに次ぐのが「資産運用」(22.5%)で、4人に1人が初任給から資産運用に回すことが明らかになり、学生の頃から資産を増やすために投資に興味を持っていることがうかがえます。
 
「特に決まっていない」と回答した人は11.1%にとどまり、約9割は初任給の使い道をあらかじめ決めているようです。
 
次に、「貯金・定期預金派」と「資産運用派」で自身が最もあてはまるものを聞いたところ、「貯金・定期預金派」が57.0%、「資産運用派」が26.1%で、まだまだ貯金派が資産運用派の2倍以上であることが分かりました。
 
同様に、「働いて稼ぎたい」と「資産運用で増やしたい」との比較で質問したところ、「働いて稼ぎたい」が62.7%、「資産運用で増やしたい」が28.3%という結果に。リスクの可能性のある投資などの資産運用より、働いてコツコツ貯めるという手堅い考えの人が多いようです。
 

新社会人から老後の備えを考える人が4割

新社会人に、いわゆる「老後2000万円問題」といわれる「老後の備え」を考えているか尋ねたところ、75.5%が「考えている」と回答しました。
 
「具体的に取り組んでいる」と回答した人は10.0%、「今度取り組む予定がある」は31.3%で、新社会人の41.3%が「老後2000万円問題」への備えをしているか、する予定があることが分かりました。なお、「考えているが具体的な予定はない」は34.2%でした。
 
以上のように、新社会人の中には早くから「つみたてNISA」などの金融商品を利用して資産形成を始めている人や、老後の備えを既に見据えている人もいることが分かりました。
 
お金に関しては意外としっかりした考えを持っているようにみえますね。
 
出典
※株式会社FreeLifeConsulting【新社会人1016人に資産形成と初任給の使い道に関する調査】
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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