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同じ仕事でも給与が違う? 資格の有無でどんなことが変わる?

ファイナンシャルフィールド / 2022年4月25日 23時30分

同じ仕事でも給与が違う? 資格の有無でどんなことが変わる?

「今の仕事は好きだけど、ちょっと給料が安くて」と思うなら、業務に関連する資格を取得するのも一つの手段です。   これまでと同じ仕事を続けたとしても、給与や任される仕事の範囲が違ってくることが考えられます。給与の面も含め、同じ仕事をする際に資格があるのと無いのとでは、具体的にどんなことが変わるのか解説しましょう。

給料がアップするチャンスに恵まれる

厚生労働省が発表した「資格・検定等の人員配置、昇格及び賃金への反映状況等に係る研究会とりまとめ」によれば、業務に関連する所定の資格を取得した社員に対し「月々の資格手当を支給する」企業は全体の41.0%にのぼりました。
 
また「一時金を支給する」企業も全体の20.0%にのぼっています。加えて「昇給の際に考慮する」企業が23.6%、「基本給を決める際に考慮する」企業は18.0%にのぼりました。
 
「資格・検定は一切処遇には反映されない」と答えた企業は全体の27.7%に過ぎません。そのため、たいていの企業では「資格を取ると給料がアップする可能性がある」と言って良いでしょう。どんな資格が対象になるのか、具体的にいくらアップするのか、一度調べてみる価値はあるはずです。
 

仕事を効率的に進められる

日々仕事をしていれば、仕事に必要な知識はなんとなく身につくはずです。しかし、資格試験の勉強として一度でも体系立てて勉強することで、知識が整理されます。知識が整理されている状態で仕事に取り組めば「こういう時は、こうすれば良い」という判断がしやすくなるはずです。結果として、これまでと同じ仕事をしていたとしても、短時間でより高い成果を出せるでしょう。
 

任される仕事の範囲が広がる

資格を取ることで、任される仕事の範囲が広がることも考えられます。上司の立場からすれば、仕事に対する意欲や能力がある人により多くの仕事を任せたいと思うはずです。
 
もちろん、何をもって意欲や能力があるかを判断するのは人それぞれでしょう。資格を取得して業務に必要な知識を積極的に吸収する姿勢を持っているのを「仕事に対する意欲や能力がある」と判断してくれる人もきっといます。特に「自分は今後こういう仕事をやってみたい」と思うなら、関連する資格を取得し、アピール材料として使ってみましょう。
 
また、仕事によっては、特定の資格を保有している人にしかできない業務もあります。わかりやすい例が不動産会社で行われる重要事項説明です。
 
家を購入したり、借りたりする際には不動産会社の担当者から重要事項説明書に基づき説明を受けます。この説明のことを重要事項説明と言いますが、宅地建物取引士(宅建士)にしかこの仕事はできません。そのため、宅建士試験に合格するのが昇給・昇進の条件となっている不動産会社も多くあります。
 

自分の可能性を広げるためにも資格は有効

すでに説明した通り、資格を取ることには給料アップだけでなく、仕事の効率化や手掛けられる仕事の範囲が広がるというメリットもあります。そして、資格試験を通じて体系的に身に付けた知識は、汎用的なものであるため他の会社に行っても十分通用するはずです。
 
今の会社にとどまってキャリアアップを目指すのも、はたまた転職して新天地で頑張るのも、両方の可能性を探れるのも、資格を取得するメリットでしょう。
 

出典

厚生労働省 資格・検定等の人員配置、昇格及び賃金への反映状況等に係る研究会とりまとめ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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