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【有利な業種は何?】日本に年収1000万円以上の人はどのくらいいるの?

ファイナンシャルフィールド / 2022年4月29日 1時20分

【有利な業種は何?】日本に年収1000万円以上の人はどのくらいいるの?

国税庁の調査によると、2022年分の日本人の平均年収は433万円と発表されていますが、年間1000万円以上の収入がある人は、どのくらいいるのでしょうか?   本記事では、国税庁の調査をもとに年収1000万円以上の人の割合や、高収入を得ている業種などをまとめました。

年収1000万円を超える人の割合はどれくらいか?

国税庁は、民間の事業所における年間の給与の実態を明らかにすることを目的として、毎年「民間給与実態統計調査 」(※)を発表しています。
 
令和2年分の報告書では、年収1000万円を超える人の割合は以下の通りとなっています。
 

・全体

年収1000万円を超える人の割合は全体の4.6%となっています。男女別に見ると、男性が7.1%、女性が1.1%となっています。
 
●1000万円超 1500万円以下:3.4%
●1500万円超 2000万円以下:0.7%
●2000万円超 2500万円以下:0.2%
●2500万円超        :0.3%
 

・男性

●1000万円超 1500万円以下:5.2%
●1500万円超 2000万円以下:1.1%
●2000万円超 2500万円以下:0.4%
●2500万円超        :0.4%
 

・女性

●1000万円超 1500万円以下:0.7%
●1500万円超 2000万円以下:0.2%
●2000万円超 2500万円以下:0.1%
●2500万円超        :0.1%
 

給与が高い業種って何?

平均給与が高い人たちはどういった職業に就いているのでしょうか? こちらのデータも国税庁の調査報告書をもとにみていきます。
 
年収が最も高い業種は「電気・ガス・熱供給・水道業」で平均年収は715万円。800万円超の収入のある人が33.7%と最も多くなっています。次に「金融業、保険業」で平均年収が630万円となっており、800万円超の収入のある人は25.0%となっています。
 

給与が高くても資産形成できない!貯蓄の重要性!

ここまで日本人の収入に関するデータを紹介してきましたが、「給与が高い=貯蓄がある」という訳ではありません。給与が低い方でも、お金の管理をしっかりされている方は貯蓄が増えますし、給与が高い方でもその分消費が多ければ、貯蓄をすることができません。
 
人生の中では、就職、結婚、出産、子育て、家の購入など、さまざまなイベントがあります。そのほかにも思わぬ病気にかかったり災害にあったりと、突然お金が必要になるケースも発生します。
 
これらの出費に備えて貯蓄をすることは、非常に重要といえるでしょう。家計簿などでお金の管理をし、無駄な支出を減らすことが貯蓄への近道ではないでしょうか。
 

まとめ

本記事では年収1000万円を超える人の割合は全体の4.6%、給与が高い業種は「電気・ガス・熱供給・水道業」ということを紹介しました。
 
老後の生活や、いざというときのために将来に向けた資産形成をしておく必要があります。今回の記事で、お金に関する意識を見直すきっかけになれば幸いです。
 

出典

国税庁 令和2年分 民間給与実態統計調査
金融庁 投資の基本 人生設計としてのライフプラン
 
執筆者:嘉陽宗一郎
2級ファイナンシャルプランニング技能士

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