1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

事務職の年収を徹底検証! 一般事務から転職するなら?

ファイナンシャルフィールド / 2022年5月11日 3時0分

写真

事務職といっても、その職種は一般事務だけではありません。その他にもさまざまな職種があるため、一般事務で経験を積んだうえで別の事務職へ転職することも可能です。また、それぞれの事務職には、仕事内容だけでなく年収にも違いがあります。そのため、より高い年収を求めて一般事務から転職する人も少なくありません。   本記事では、代表的な事務職の仕事内容や必要な資格などを紹介しながら、それぞれの年収を徹底比較します。

事務職はどんな仕事?その概要と代表的な職種を紹介

事務職の種類は多種多様です。本項目では、その中から代表的な事務職4つの仕事内容や必要な資格などを紹介します。
 

・事務職の概要

事務職とは、企業に勤務して書類作成・データ処理・電話や来客対応などを担当する職業のことです。縁の下の力持ち的な仕事ですが、企業の円滑な運営にとって不可欠な職業でもあります。代表的な事務職は、以下の4つです。
 

・一般事務

仕事内容は企業によって異なりますが、基本的には書類の作成・データ入力・電話や来客対応などが主な業務です。特別な経験や資格は必要ありませんが、ExcelやWordの基本的なスキルとビジネスマナーの習得は必要です。なお、簿記の資格を取得していると、就職に有利に働く可能性があります。
 

・営業事務

営業要員のバックアップ業務と、契約・見積もり・発注・納品といった各種書類の作成や管理を行います。特別な資格は必要ありませんが、ExcelやWordの他にも、会議などの資料作成に必要なPowerPointの基本的なスキルは必要です。また、一定の営業経験を要求する企業もあります。
 

・医療事務

医療機関に勤務して会計やカルテの管理などを行います。ExcelやWordの基本的なスキルの他にも、一定の経験や医療事務に関する資格を要求する医療機関もあります。
 

・貿易事務

貿易関連企業に勤務して、貿易に関する書類の作成や輸出入品の管理、通関や出荷・輸送の手続きなどを行います。特別な資格は必要ありませんが、ExcelやWordの基本的なスキルや一定の語学力は求められます。
 

複数の観点から事務職の年収を徹底比較!

一般事務職から別の事務職へ転職する場合、仕事内容とともに気になるのが年収です。本項目では、複数の観点から事務職の年収を徹底比較します。
 

・全業種と事務職全体の平均年収はいくら?

全産業における平均年収(令和2年度)は、約430万円です。一方、事務職全体における平均年収(令和2年度)は約340万円となっています。そのため、全産業と比較すると、事務職全体の年収は低い傾向にあります。ただし、あくまで平均値であるため、なかには全産業における平均年収を上回る企業もあります。
 

・事務職の職種別平均年収

事務職の職種別平均年収(令和2年度)に関しては、いくつかの統計があります。概算すると、一般事務が約330万円、営業事務が約320万円、医療事務が約290万円、貿易事務が約370万円です。
 

・転職するなら貿易事務がおすすめ

一般事務より平均年収が高いのは貿易事務だけのため、年収アップを求めて転職するなら貿易事務がおすすめです。ただし、営業事務や医療事務であっても、勤務先やスキル、保有する資格によっては年収アップが期待できます。
 

一般事務からの転職には年収以外の要素も大切

一般事務から別の事務職への転職を検討しているなら、年収以外の要素も大切です。たとえば、一般事務のスキルを活かすなら、書類作成といった業務内容に類似性がある営業事務が適しています。
 
また、求人数が安定している職種を探しているなら、関連する資格も取得しやすい医療事務が最適です。ここに挙げた他にも、事務職にはいくつかの職種があります。そのため、年収以外にも幅を広げて探してみることで、自分に最適な事務職に出会える可能性が高まります。
 

出典

国税庁 令和2年分民間給与実態統計調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください