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仕事中に眠気が…居眠りは減給や処分の対象になる?

ファイナンシャルフィールド / 2022年5月26日 3時10分

仕事中に眠気が…居眠りは減給や処分の対象になる?

社員が勤務中に居眠りをしているのを見た時、周りの人はどう思うでしょうか。企業側としては居眠りしていた時間の給与はカットしたいという気持ちになるかもしれません。   そこで今回は社員がつい勤務中に居眠りをしてしまった場合、社員が受けてしまう可能性がある処分について詳しく解説します。また誰でも簡単にできる眠気解消法も併せて紹介していきます。

場合によっては居眠りで減給や解雇などの処分を受ける可能性はあります!

・居眠りの頻度が多い場合などは減給される可能性はある

一般的に、たまに居眠りをしてしまったという程度で減給されてしまうという事はありません。ただ、居眠りしている頻度があまりに多い場合や勤務中にも関わらず長時間居眠りしている場合には、減給される可能性があります。
 
基本的に賃金は労働の対価として支払われる事から、居眠りしていた分の賃金は発生せず、企業側としてはその分を減給させる事は可能です。労働基準法には、「一回の減給額が平均賃金の1日分の半額を超えてはいけない」と定められています。
 
ただし、企業が社員に対して減給を行う場合は、社員が居眠りをしていたという事実を証明する必要があります。
 

・居眠りで処分される可能性もある

結論から言うと、居眠りで処分されるケースはあります。就業規則などに居眠りに関する規定が記載されていなくても、企業が著しく適性を欠いていると判断すれば何らかの処分を下す事は可能です。また業務に影響がでるほど居眠りが常習化している場合、解雇される事もあります。
 
ただ、体調や病気などの理由で居眠りしてしまうのであれば、解雇ではなく病気による休職扱いとなるケースが一般的といえます。また企業側としては、いきなり処分を下すのではなく、なんども注意や指導をしたり、本人からヒアリングしたりするなどの行動をする必要があります。
 

簡単にできる主な眠気解消法を紹介

・短くても良いので昼寝をする

午後のなるべく早い時間帯に仮眠を30分程度とるだけでも、眠気の解消には効果的と言われています。一定の時間、昼休みを確保できるのであれば、昼食後にコーヒーなどカフェインが含まれているものを摂取して仮眠するようにしましょう。カフェインの効果が表れる頃に起きれば、より眠気の防止や解消が期待できます。
 

・こまめに部屋の換気を行う

二酸化炭素が多い空間ほど、眠くなりやすいと言われています。人が多いオフィスや会議室などでドアや窓を長時間、閉めっぱなしにしていると、二酸化炭素の濃度が高くなり、その分眠気に襲われるリスクも高くなります。窓やドアはなるべく開けるようにして、こまめに換気をする事も眠気解消法としては有効な方法です。
 

・冷たい水で顔を洗う

眠気を覚ますには冷たい刺激を加える事も効果的と言えます。もしメークが気になるという方は、冷水で絞ったタオルなどを首筋部分に当てるとよいでしょう。
 

業務に影響するほどの眠気であれば病院に行って診察してもらいましょう!

居眠りをしてしまっただけで、減給や解雇などの処分をされてしまうということはほとんどないといえます。ただ、周囲に迷惑がかかるほど日常的に居眠りをしている場合は、減給や懲戒処分を受ける可能性はゼロではないので、その点は十分注意が必要です。
 
眠気に襲われずにスッキリとした状態で仕事をしたいのであれば、時間を確保してきちんと休息をとるようにしましょう。もし、業務に影響するほど頻繁に眠気が襲ってくる場合は、一度病院で診てもらうのがよいでしょう。
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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