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タワマンの購入を検討しています。購入時に確認した方がいいポイントとは?

ファイナンシャルフィールド / 2022年6月7日 23時0分

タワマンの購入を検討しています。購入時に確認した方がいいポイントとは?

都市部に次々と建設されている超高層住宅のタワーマンション(以下「タワマン」)。「住宅を買うならタワマン」と決めている方もおり、販売開始後に即完売となる物件もあります。   今回は、タワマンの購入を決めるときに確認しておきたいポイントをお伝えします。

新築マンションの価格

住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」(2020年度)によると、新築マンションの購入価格は全国平均で約4500万円ですが、首都圏では約5000万円、近畿圏では約4500万円、東海圏では約4000万円となっています。
 
購入価格を首都圏のタワマンに限定すると、上層階が1億円を超えることもあり、平均的な価格は7000万円を超えるのではないかとも思われます。
 
また、タワマンは低層階より上層階の価格が高くなるのが一般的です。その理由の1つには、物件にもよりますが、低層階より上層階の住宅の床面積が広いことがあるからです。
 
一例ですが、低層階は各部屋の床面積が40~70平方メートル程度でも、高層階になると、部屋の床面積が100平方メートル以上となるタワマンもあるようです。高層階は、眺望も良い上に、部屋の面積も広くなる場合は、必然的に価格が高くなります。
 

タワマンの購入を検討する前の確認事項

タワマンに限らずマンションを購入しようと思ったときは、価格、間取り、設備をまずチェックするかと思います。しかし、この3つだけで購入の可否を判断していいのでしょうか?
 
間取りや設備といった物件の特徴、価格や借りられる住宅ローンの額は大切な要素ではありますが、「なぜタワマンを購入するのか」という購入の理由や動機を確認するというポイントを加味してから、購入するかどうかを判断する必要があるでしょう。
 
購入した住宅に住むのは自分や家族です。だからこそ、購入する住宅でこれからの生活を楽しめるかどうか、事前に確認しておくことが重要なポイントになります。
 
購入理由や動機を確認することで、いつ、どのような住宅を購入することが、自分や家族にとってベストなのかがみえてきます。
 
また、そもそも住みたいのはタワマンなのか戸建てなのか、新築か中古か、にぎやかな環境と閑静な住宅街ではどちらの方がよいのかなど、住宅の購入にあたっては、さまざまな希望や条件から検討することが大切です。
 

タワマンを買うと決めたら

「わが家にとって新築のタワマンがベストだ」と判断したとしても、価格や間取りなどについて悩むこともあります。
 
その際は、値引きの交渉が可能なのか、設備のオプションが付けられるのか、間取りや内装の変更ができるのかなど、気になる部分は購入前に不動産会社に確認しておきましょう。
 
また、タワマンの購入で住宅ローンを利用する場合、借入額・金利・返済年数によって、月々の返済額や総返済額が異なります。
 
将来的に、現在と比べて金利がどうなるのかは分かりませんが、現時点では金利が低い状況であるため、今後は金利が上昇すると予測する場合は固定金利、上昇しないと予測する場合は変動金利を中心に住宅ローンを組みます。
 
なお、総返済額を減らしたい場合は、金利の低いローンを選択すること、頭金を増やして借入額を少なくすること、返済年数を短くすることが挙げられます。
 
住宅ローンは返済できる額を借りることを前提としつつ、これからの生活を楽しむことも忘れないようにしてください。
 

出典

住宅金融支援機構 2020年度 フラット35利用者調査
 
執筆者:杉浦詔子
ファイナンシャルプランナー/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント

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