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家を建てるのにかかる費用は土地代と建築代だけじゃない! ほかにどんな費用がかかる?

ファイナンシャルフィールド / 2022年6月7日 23時30分

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家が欲しいと考える場面は、人生で何度かあると思います。いろいろな条件が整って、いざマイホームを! と思ったときに「総額で」いくらかかるのか、どのような費用がかかるのか、なかなかみえてきませんよね。   今回は一戸建てを例に、家を買う際にどのような費用がかかるのかをみていきましょう。

土地代や建築費用だけではない

家を建てる際にまず思い浮かぶ費用は、建設費用と土地代かと思います。
 
一般的な目安として、建設費用のうち本体の工事費は70~75%、別途工事費が15~20%、そして諸費用が10%程度必要です。土地を購入するのであれば土地代もかかり、その内訳は土地代が約95%、そして諸費用が5%程度必要です。
 
もし、購入した土地に建物が建っていればその解体費用も「家を建てるための費用」ということになります。これらを表にすると図表1となります。
 
図表1


 

「別途工事費」って具体的にどういう費用?

別途工事費に含まれる主な項目は、図表2の工事項目です。もちろん、住宅会社や建設会社によって項目名が異なる場合や、これ以外の項目が出てくるケースもあります。
 
図表2


 
これ以外の項目例として、カーテン工事、空調設備工事、照明器具工事などがあります。
 

「諸経費」って具体的にどういう費用?

諸経費に含まれる主な項目は、土地・建物・ローン別に図表3の項目です。別途工事費と同様に、住宅会社や建設会社によって項目名が変わったり、これ以外の項目が出てきたりすることもあります。
 
図表3


 
上記以外で、祭事費(地鎮祭等)などが挙げられます。また、土地の境界が曖昧な場合には、測量費がかかってきます。
 

本体価格以外の費用も多額になることがある

「別途工事費」や「諸経費」といわれて、「そんな大した額ではないだろう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。マンションであれば基本的に工事部分の費用は掛かりませんが、一戸建ての場合、土地によってはさまざまな費用が発生し、予想以上に多額になるケースがあります。
 
また、建築費用の部分も、昨今のウッドショックによる資材価格の高騰などの影響により、さらに費用がかかる可能性もあります。このような費用が総額でいくらかかるのか、自分はいくらくらい用意できるのかを確かめたうえで、マイホーム探しをすることをお勧めします。
 
執筆者:田久保誠
田久保誠行政書士事務所代表

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