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【古墳に入れる!】多様化する弔い、どんな種類があるの?

ファイナンシャルフィールド / 2022年6月11日 12時20分

【古墳に入れる!】多様化する弔い、どんな種類があるの?

日本では遺骨を墓石の下に納めるのが一般的です。実は、その他にも樹木葬や海洋散骨、古墳型永久墓など、さまざまな方法があります。近年、子どもの負担を軽くしたいといった背景から、永代供養を選択する人も少なくありません。   そこで今回は、多様化する弔いの形について説明します。本人も家族も納得できる方法を選べるよう、参考にしてみてください。

一般的な供養と永年供養の違い

歴代の家族が眠るお墓が、親から子どもへと引き継がれていくのが一般的な供養です。引き継いだ人は、定期的に寺院に挨拶をしたり、墓の掃除をしたりします。
 
一方、寺院がお墓の管理や供養を一手に引き受けるのが永代供養です。弔い方やお墓に対する考え方が、時代の変化に伴って変わるのは不思議なことではありません。近年では「子どもの負担を減らしたい」「承継者がいない」などの理由から、永代供養を望む人が増えています。
 

供養の方法はさまざま

お墓と聞くと「○○家の墓」と彫られた墓石をイメージする人は多いのではないでしょうか。近年では、これまでの形にとらわれない弔いの形が増えています。
 
費用は地域や方法によって異なり、申し込み費用とは別に管理費がかかる場合もあるため事前に十分確認しましょう。ここでは供養の形を申し込み費用の相場とともに説明します。
 

・墓石の代わりに木を育てる「樹木葬」

樹木葬では、墓石ではなく樹木が用いられます。四季折々の花が植えられたり、絶景が見渡せる場所に位置していたり、自然との共生が感じられる供養方法の一つです。地域によって異なりますが相場は50万~70万円程度で、小さな墓石を設置する場合もあります。
 

・屋内で管理のしやすい「納骨堂」

ロッカーのような、小さなスペースに遺骨や位牌などを安置する方法です。利便性の良い立地にある場合が多く、室内のため訪問する際の天候も気になりません。1人向けや少し大きめの夫婦向けなどがあり、1人の場合は30万~40万円程度が相場です。
 

・いにしえの弔い方法にならった「古墳型」

古墳とは、何百年も前に造られて、今でも日本各地に残っている大規模なお墓です。
 
そのような日本古来の埋葬方法に着目したのが古墳型のお墓で、前方後円墳をはじめとした古墳の形をしています。内部は個別区画が整備されている場合が多く、他人の遺骨と混ざる心配はありません。申し込み費用の相場は30万円程度です。
 

・大海原の自然に帰る「海洋散骨」

海洋散骨では、船で沖まで遺骨を運び散骨を行います。海そのものがお墓ともいえる海洋散骨は、墓碑が残らないのが大きな特徴です。
 
その代わりに「散骨証明書」が発行されます。代理での散骨や同じ船での合同散骨、貸切散骨などが選択可能です。費用は貸切散骨が最も高く、30万円程度が相場です。
 

弔いの形は一つではない

お墓に対する考え方は多様化しているため、これまでの方法にこだわる必要はありません。「綺麗な夕日を眺められる場所が良い」「手間がかからないようにしたい」など、自分や大切な人の気持ちに合わせた選択肢があります。
 
また、生きている間に自分の供養方法を決めておくことも可能です。この世との別れは誰にでも訪れるものだからこそ、一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
 

出典

東洋経済 50万円で作れるお墓「樹木葬」が人気上昇のワケ
公益財団法人新宮霊園 お墓購入のご案内
イオンライフ イオンのお葬式 海洋散骨(人・ペット)
イオンライフ 樹木葬とは
イオンライフ 納骨堂とは
イオンライフ 納骨堂 妙友殿 大雄
イオンライフ 東京 徳純院の施設紹介
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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