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税金は全部で50種類! 国税と地方税、直接税と間接税の違いも解説

ファイナンシャルフィールド / 2022年6月13日 11時30分

税金は全部で50種類! 国税と地方税、直接税と間接税の違いも解説

私たちが納めている税金は、実は全部で50種類もあるということをご存じでしょうか?   直接納めている消費税や所得税などの税金はなじみがありますが、あまり聞き慣れない税金でも、実は納めているというパターンもあります。   そこで今回は、税金の種類について、国税と地方税、直接税と間接税という区分から、詳しく紹介します。

税金の種類

税金は全部で50種類あり、さまざまな区分がなされています。
 
一般的な区分としては、「国税」と「地方税」の分け方が知られています。国税は、文字通り国に納める税金で、地方税は市役所や都道府県に納める税金です。
 
もう一つの区分として、「直接税」と「間接税」があります。直接税は、納税者が直接国や地方自治体に納める税金で、間接税は納税者と税金を納付する者が異なる税金です。
 

国税

国税に該当するものについて、直接税と間接税に分けて紹介します。
 

国税で直接税のもの

国に直接納める税金として代表的なものには、所得税、相続税、贈与税があります。
 
所得税は、会社員の場合は給料からの天引きなので、直接税のイメージがない方もいると思いますが、本来は確定申告で納める税金です。
 
相続税や贈与税も、その事象が発生したときに自己申告で納める税金です。そのほか国税で直接税にあたるものは、法人税や地方法人税があります。
 

国税で間接税のもの

国に間接的に納める税金として代表的なものに、消費税があります。
 
消費税の納税者は顧客ですが、実際に国に税金を納めるのは企業という点で間接税にあたります。
 
酒税や、いわゆるガソリン税と呼ばれる揮発油税、たばこ税なども同じく間接税です。
 
そのほか、外国からの輸入品にかかる関税、不動産登記などにかかる登録免許税、契約書などに収入印紙を貼り付ける印紙税などがあります。
 

地方税

地方税に該当するものについて、直接税と間接税に分けて紹介します。
 

地方税で直接税のもの

地方に直接納める税金として代表的なものには、住民税、固定資産税があります。
 
自動車の所有に対してかかる自動車税も、都道府県に納める税金です。また、規定された業種にかかる事業税も地方税で直接税です。
 
住んでいる自治体の役所から税の納付書が届くものが多いため、イメージしやすいかもしれませんね。
 

地方税で間接税のもの

地方に間接的に納める税金として代表的なものには、地方消費税があります。
 
実は私たちが負担している消費税は、国税部分と地方税部分に分かれているのです。10%のうち2.2%が地方税部分です。
 
このほか、ゴルフ場利用税や入湯税も地方税で間接税です。いずれも利用料金に含まれていることが多いので、税金を納めているという感覚は少ないかもしれません。
 

税の種類を理解しよう!

税金は、国税と地方税、直接税と間接税という区分がなされ、全部で50種類あります。個人にはあまり関係のない税金も多いですが、税の種類を理解しておくことは大切です。
 
私たちが納めている税金は、社会保障費や公共事業費にも使われています。納税者としてどのような税金があり、どのように使われているのか、よく理解しておくことは大切といえるでしょう。
 

出典

財務省 税の種類に関する資料
国税庁 税の学習コーナー 税のしくみ 税の種類と分類
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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