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フリーランスと会社員の1000万円プレイヤーの比率とは? FPが考える「総所得」アップのコツ

ファイナンシャルフィールド / 2022年6月17日 7時40分

フリーランスと会社員の1000万円プレイヤーの比率とは? FPが考える「総所得」アップのコツ

「1000万円プレイヤー」と聞くと、働く人の憧れといったイメージがある人が多いでしょう。実際に年収1000万円を稼ぐ人は少なく、達成するには狭き門です。   本記事では、フリーランスと会社員の1000万円プレイヤーの比率を紹介するとともに、実際の手取り収入である「総所得」をアップさせるコツを解説します。

1000万円プレイヤーの比率はどれくらい?

Adecco Group Japanが30代~40代の現役フリーランスに実施した調査によると、3.3%の人がフリーランスとして年収1000万円以上あります。
 
一方、国税庁の調査によると民間給与所得者のうち4.6%の人が年収1000万円以上の給与を得ている結果となっています。フリーランスでも会社員でも、1000万円以上の年収を得ている人は僅かであることが理解いただけると思います。
 

総所得をアップさせるためのコツ

続いて総所得をアップさせるための方法について解説していきます。そもそも総所得とは、「収入ー経費」で計算されるので、給与所得控除など使える経費を漏れなく利用することが重要です。1000万円プレイヤーともなると支払う税金が増えたり、利用できる控除額が少なかったりするのでしっかりと総所得をアップさせるための対策をしておくべきです。
 
ここでは、総所得をアップさせるための方法を2つ紹介します。

総所得をアップさせる方法1 iDeCoを利用する

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことで、自分で将来の生活のためにお金を運用する私的年金です。iDeCoのメリットは拠出する掛金、運用益、給付時に税制上の優遇を受けられるため総所得をアップさせられることです。ちなみにフリーランスであれば月額6万8000円、会社員であれば月額1万2000円~2万3000円を上限に掛金を拠出できます。
 

総所得をアップさせる方法2 ふるさと納税を利用する

ふるさと納税とは、全国の地方自治体から好きな寄付先を選んで寄付することにより控除が受けられる制度です。寄付金を出すことにより自治体からお礼として肉や野菜、地元の特産品などが送られてくるのが人気となり、最近注目を集めています。
 
自己負担額2000円を除いた金額がふるさと納税の対象で、所得税や住民税が減ることにより総所得をアップできる仕組みです。なお、年収1000万円で独身の場合は年間17万6000円が寄付上限額となっています。
 

収入を上げるだけでなく、総所得もアップさせて豊かになろう

1000万円プレイヤーなど、世間で高給取りと言われるよう一生懸命働いて収入を増やすことはもちろん大事です。ただし、iDeCoやふるさと納税の活用といった総所得をアップさせるための方法も知っておかないと実際の手取りは思ったより増えません。しっかりと知識をつけて総所得を上げて豊かになりましょう。
 

出典

Adecco Group Japan フリーランスを対象にした意識調査(2019年・2021年比較)
国税庁 民間給与実態統計調査 給与階級別給与所得者数・構成比
金融庁 iDeCo公式サイト iDeCo(イデコ)をはじめるまでの5つのステップ
群馬県前橋市 ふるさと納税 寄附上限額(年間)の目安

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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