パートナーとの同棲で増える金額トップは「普段の食事」で大幅減は「自分への出費」。趣味や自分のご褒美のお金を残すポイントとは?
ファイナンシャルフィールド / 2022年6月20日 10時20分
![パートナーとの同棲で増える金額トップは「普段の食事」で大幅減は「自分への出費」。趣味や自分のご褒美のお金を残すポイントとは?](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/financialfield/financialfield_146139_0-small.jpg)
近年、結婚という形にとらわれずカップルが自由に過ごすスタイルが増えてきました。また、将来的に結婚を考えている場合でまず同棲をするカップルも少なくありません。 パートナーと一緒に住むということは、これまでのお金の使い方とは少し感覚が違ってきます。ここでは、これから同棲(同居)を始める人やすでに同棲している人へ向けて、同棲するうえで考えたいお金について解説します。
パートナーとの同棲でお金の使い方が大きく変わる傾向に
マイナビウエディングによる「パートナーとの新生活に関する調査2022」によると、パートナーとの同棲前後でお金をかける項目が変わったことがわかりました。まず、同棲前にお金をかけていた項目は次のようなものが挙げられています。
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1位:ファッション
2位:外食
3位:趣味
一方、同棲後に出費が増えた項目は次の内容です。
![](https://financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/3-1-2.png)
1位:ふだんの食事
2位:貯金、投資
3位:家電品・インテリアなど
貯金や投資に関して調査結果を加えると、パートナーと共同で貯金をしている人は全体のうち56.8%という結果でした。貯金の目的として「生活防衛資金」「結婚資金」「妊娠出産費用」などが挙げられ、将来を見据えた貯金であることがうかがえます。
これらの結果から、同棲前には「自分のために使っていたお金」が、同棲後には「2人で使うお金」へ大きく変わったことがわかります。さらに、将来のために共同で貯金を始めるなど、同棲前とは意識面でも変化がある人が多いということがわかりました。
自分のためのお金もつかいたい!同棲の場合に実践したい家計管理のコツ
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一緒に暮らしていれば生活費や住居費はパートナーと相談の上で管理することになります。あまりにも生活中心の出費だけではなく、少しは自分のためにお金を使いたいと考えることもあるのではないでしょうか。ここからは、同棲しているカップルに向けた家計管理のコツを紹介します。
家計簿アプリの共有
家計管理といえば、真っ先に思い浮かべるのは家計簿でしょう。最近ではノートに記入する家計簿ではなく、家計簿アプリを使う人が増えています。特に同棲中のカップルにおすすめのポイントとして、それぞれのスマートフォンで家計簿アプリが共有できるという点です。
生活費や住居費など特定の銀行口座からやりくりをすると決めたら、その口座を家計簿アプリと紐づけることにより、収支の確認がいつでも可能です。もちろんその都度アプリへ入力した収支に関しても同様です。
このように、家計の状況をパートナーと共有することで無駄使いを減らすことにつながります。引いては家計に余裕が出るようになり、自分のために使うお金が捻出できるようになります。
毎月一定金額ずつを出し合う
家計管理の方法として、毎月一定金額を二人のお金として出し合うという方法があります。たとえば、住居費も含めた生活費の総額が毎月20万円とすると、それぞれが10万円ずつ出し合うというルールを決めてしまいます。そうすることで、同棲にかかるお金は10万円のみでよく、自身の給与のうち10万円以外のお金は自分のために使えます。
このほかにも「家賃は相手が出す」「食費は私が負担する」など、毎月負担する出費を分けて管理するという方法もあります。2人それぞれで話し合い、管理しやすい方法でルール決めをすることをおすすめします。
同棲中もお金のルールは大切
同棲していても、お金の線引きは一定のルールを設けて管理するほうが良いといえます。自分のためのお金や時間を大切にすることで、パートナーとの関係も良好でいられます。
ルール作りに関しては、2人でいろいろと試しながら決めていくと良いでしょう。また、一度決めたお金のルールでも時には柔軟に変更していき、2人でいる時間が居心地のよいものとなるようにしていきましょう。
出典
マイナビウエディング「パートナーとの新生活に関する調査2022」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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