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意外と知らない養老保険・定期保険・終身保険の違い。それぞれどんな人におすすめ?【FPが解説】

ファイナンシャルフィールド / 2022年6月27日 9時50分

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生命保険には、養老保険や定期保険、終身保険などさまざまな種類があります。それぞれ保障期間や満期時の取り扱いが異なるため、加入時にはよく違いを理解しておくことが大切です。   本記事では、養老保険・定期保険・終身保険の違いと、それぞれの保険はどんな人におすすめなのかを解説します。

養老保険・定期保険・終身保険のそれぞれの特徴

養老保険・定期保険・終身保険はすべて生命保険の一種ですが、その仕組みは大きく異なります。それぞれの特徴について確認しましょう。
 

養老保険は「死亡保障」と「満期保険金」どちらも準備できる

養老保険は、死亡保険金もしくは満期保険金が、必ず受け取れることが特徴です。
 
保険期間内に被保険者が死亡した場合は死亡保険金、満期時まで生存していた場合は満期保険金が支払われます。保険料が掛け捨てにならないため、死亡保障と貯蓄、どちらも備えられる点がメリットです。
 

定期保険は一定の期間内で死亡保障を受けられる

定期保険は、一定の期間内で死亡保障を受けられることが特徴です。
 
あらかじめ加入時に保険期間が定められており、その期間内に被保険者が死亡した場合は、死亡保険金が支払われます。しかし、満期まで生存していた場合は保険料が掛け捨てとなり、養老保険のように満期保険金の支払いはありません。そのため、保険料が割安に設定されていることが一般的です。
 

終身保険は生涯にわたって死亡保障を受けられる

終身保険は保障が一生涯続くため、被保険者がいつ亡くなっても死亡保険金を受け取れることが特徴です。
 
保険商品によっては、保険料の払込期間満了後に「年金保険」や「介護保障」へ移行できるものもあります。また、途中で解約した場合は解約返戻金が受け取れるため、「死亡保障が必要なくなったらまとめて受け取って老後の生活資金に充てる」など、活用の幅が広いことがメリットです。
 

養老保険・定期保険・終身保険の選び方

養老保険・定期保険・終身保険はそれぞれ特徴が大きく異なるため、生命保険に加入する際は、自分のライフプランに適した種類を選ぶ必要があります。
 
保険料を抑えつつ、将来の向けての貯蓄を行いたいという人は「養老保険」を検討しましょう。養老保険は満期時に満期保険金が受け取れるため、死亡保障と貯蓄が両立できる保険です。ただし、定期保険と比較すると保険料が割高になるため注意が必要です。
 
死亡保障を備えながら、月々の支払額を最低限にしたいという人は「定期保険」を検討しましょう。定期保険は保険料が割安に設定されているため、毎月の支出を抑えながら、万が一のリスクにも備えられる保険です。ただし、満期時まで生存していた場合は保険料が掛け捨てとなるため、資産形成の目的には向きません。
 
生涯の死亡保障を受けながら、保険金の活用の幅を広げたいという人は、終身保険を検討しましょう。終身保険は保険料の払込期間満了後、年金保険や介護保障に切り替えられるものもあるため、将来のニーズ変化にも適用できる保険です。ただし、養老保険や定期保険に比べて保険料が割高となる点に注意が必要です。
 

ライフプランに適した保険を選びましょう

養老保険・定期保険・終身保険は、どれも生命保険の一種であるものの、その特徴は大きく異なります。大切なのは、「毎月どれくらい保険料に回せるのか」「将来備えたいニーズはどのようなものか」「死亡保障はいつまで必要か」といった点を明確にしておくことです。
 
しっかりとライフプランが立てられていれば、必要な保険の種類も自(おの)ずと把握できるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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