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寺院墓地・民間霊園・公営霊園のお金に関わる違いとメリット・デメリット。金銭的にお得なのはどれ?

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月5日 9時0分

寺院墓地・民間霊園・公営霊園のお金に関わる違いとメリット・デメリット。金銭的にお得なのはどれ?

お墓を建てるときに気になるのが、初期費用や管理費用についてです。   一般的に、お墓を建てる場所には「寺院墓地」「民間霊園」「公営霊園」の3種類があり、それぞれ費用や特徴が異なります。最も費用を抑えて利用できるものは、どの墓地なのでしょうか?   本記事では、3種類のお墓について費用面から比較・解説します。

一般墓は主に3種類に分けられる

お墓を建てると聞くと、「一般墓」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
 
一般墓とは、家族や親戚で代々引き継いでいく日本の伝統的なお墓です。一般墓は、「寺院墓地」「民間霊園」「公営霊園」の3種類に分けられ、それぞれ特徴が異なります。
 

寺院墓地 各宗派のお寺内でお墓が管理される。檀家になることが条件であるため、法要や供養が手厚く受けられることが特徴。
民間霊園 民間企業が管理・運営を行う霊園。宗教や宗派などに制限がないことが多い。
公営霊園 自治体が管理・運営を行う霊園。その地域に一定期間以上居住していなければ利用できないこともある。

 
「寺院墓地」「民間霊園」「公営霊園」の3つは、費用面でも大きな違いがあります。一般的な費用の目安については、次項で解説します。
 

一般墓の費用の目安

お墓を建てる際は、「永代使用料」「墓石代」「管理費」の3つの費用が発生します。
 
永代使用料については、立地や格式によって大きく異なる面もありますが、ここでは一般的な目安で計算しています。
 

寺院墓地

寺院墓地では檀家となることが条件であるため、入檀料が必要となります。特に有名なお寺の場合には、永代使用料や入檀料が高額になることも珍しくありません。
 

永代使用料 20万~200万円
墓石代 100万~200万円
管理費(年間) 5000~2万5000円
入檀料 10万~50万円

 
寺院墓地では、法要時のお布施やお寺の修繕費用などの寄付金が必要になることもあるため、民間霊園や公営霊園に比べて割高になるでしょう。
 

民間霊園

民間霊園は都心などアクセスの良い立地の場合、永代使用料や管理費が高額になることがあります。
 

永代使用料 60万~100万円
墓石代 100万~200万円
管理費(年間) 3000~2万円

 
多くの民間霊園では、特定の石材店と提携しているため、指定された石材店でしか墓石が購入できないことが多く見られます。
 

公営霊園

公営霊園は自治体が管理・運営していることから、最も安価で利用できる墓地です。
 

永代使用料 数万円~100万円
墓石代 100万~200万円
管理費(年間) 1000~1万5000円

 
なかには、公営霊園でも青山霊園や谷中霊園など有名な霊園では、永代使用料が数百万円となることもあるようです。ただし、そうした一部の霊園を除けば安価で利用できることが多いでしょう。
 

最も安く利用できるのは公営霊園

寺院墓地、民間霊園、公営霊園の中で、最も安く利用できるのは公営霊園です。
 
家族や先祖を弔うにあたって、どのようにお墓を管理していくかは、熟考すべきポイントといえます。自分たちだけでなく、引き継ぐ子供たちも管理しやすいお墓となるように、それぞれのお墓の特徴を理解しましょう。
 

出典

株式会社鎌倉新書 第13回 お墓の消費者全国実態調査(2022年)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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