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お墓にかかるお金はどのくらい? 墓石、樹木葬、散骨、納骨堂の費用の目安

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月5日 9時10分

お墓にかかるお金はどのくらい? 墓石、樹木葬、散骨、納骨堂の費用の目安

親族が亡くなると、埋葬をどうするかは悩みどころです。お墓を建てて供養したいと考える人もいれば、できる限り費用を抑えたいと考える人もいるでしょう。   本記事では、埋葬の種類から、それぞれの費用の目安まで解説します。

埋葬の種類

埋葬にはさまざまな種類があります。お墓以外の主な埋葬方法は、樹木葬、散骨、納骨堂の3つです。
 
樹木葬は自然葬の一つで、お墓の代わりに桜や紅葉などの樹木をシンボルにして遺骨を埋葬します。
 
散骨は遺骨を粉状にし、海や山などに撒いて供養します。個人で行う散骨は違法行為ではないものの、自治体の条例で規制されている地域もあるので注意しましょう。
 
納骨堂は、多くの骨壷が安置されている屋内施設に遺骨を安置して供養します。利用期間は納骨堂によって異なりますが、2年、12年、32年など法要の節目に合わせて設定されるのが一般的です。利用期間が過ぎると、永代供養墓などの合同墓に埋葬されます。
 

埋葬種別ごとの費用の目安

埋葬の費用は、種別や場所によって異なります。ここでは、実際に埋葬を行っている企業や寺などを参考に、種別ごとの費用の目安を紹介します。
 

墓石 200万円~

お墓を建てる場合は、墓地使用料、墓石工事料、管理料がかかります。
 
墓地使用料は土地の所有権ではなく、使用期限のない「永代使用権」です。土地を取得するわけではないので、税金は一切かかりません。費用は60〜70万円程度が一般的です。
 
墓石工事料は墓石の代金、加工料、工事代金が含まれます。墓石の代金は、種類によって100万円未満〜300万円以上と幅があるため、どの墓石を選ぶかで費用は大きく異なります。
 
管理料は墓地の共用施設の維持、管理に要する費用です。毎年支払うもので、永代使用権を得た時点から発生します。安いところなら年間4000〜5000円程度ですが、高いところでは年間2万円以上になる場合もあります。
 

樹木葬 10万円~

樹木葬は墓苑や霊園によって形態が異なるため、費用にも差があります。合葬タイプなら10万円のプランを提供しているところもありますが、個別タイプなら40万円以上です。
 
年間管理費は墓苑や霊園によって異なりますが、合葬タイプなら無料のところもあります。
 

散骨 3万3000円~

主な散骨は、海洋散骨と山林散骨の2種類です。海洋散骨もプランによって費用に差があり、5万円台で提供しているところもあれば、25万円以上かかるところもあります。
 
山林散骨は3万円台で行う業者もあり、海洋散骨よりは費用を抑えられるかもしれません。
 
また、法的にはグレーゾーンになりますが、業者に遺骨の粉砕のみを依頼して自宅の庭に撒く方法もあります。この場合は、業者に依頼する遺骨粉末化作業料のみがかかり、その費用はお骨の状態や骨壺の大きさなどによって、5000円程度から3万円程度かかるようです。
 

納骨堂 10万6000円~

自然葬に抵抗があり、墓石では予算オーバーという人には、納骨堂の利用がおすすめです。納骨堂の費用は寺によって異なりますが、10万円台から利用できるプランもあります。
 
永代供養とするまでの期間を32年とする場合は、30〜50万円程度の費用がかかります。
 

埋葬費用は種類により異なる

埋葬費用は、埋葬の種類によって大きく異なります。
 
同じ埋葬でも寺や墓苑、プランによって費用は変わるので、予算だけでなくお参りのしさすさなど、さまざま面から考慮してどの埋葬にするか決めましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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