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片づけの美学124 子ども3人|衣類の片づけができず山積みな日常から脱却したい

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月12日 1時0分

片づけの美学124 子ども3人|衣類の片づけができず山積みな日常から脱却したい

小さな子どもが3人いる方からのご相談です。家事育児に忙しく、洗濯を畳む時間や余裕がなく、洗濯した後の衣類が山になってしまうことが多いとのことです。   洗濯物の山ができると、必要な衣類を探すのに時間がかかるし、片づけるのもしんどく感じますよね。洗濯物が山積みの日常を、なんとか避けて生活したいとのことでした。   日常を忙しく過ごす方にとって、日々の洗濯物は悩みの種になりがちです。いろいろな解決方法を探っていきたいと思います。

洗濯の山を作らないためのポイント(1)分ける仕組みづくり

洗濯物が乾燥したら、すぐに畳んで、それぞれ収納場所にしまう。いわゆる「正しい方法」を実践するには、「時間」と「気持ちの余裕」が必須です。時間も気持ちの余裕もないなら、できるときに「分ける」ことだけに特化してみませんか?
 
例えば、代表的な洗濯物として、「タオル類」「下着」「洋服」「その他」の4種類に分けます。分ける場所も重要です。乾燥した洗濯物が、洗濯乾燥機から出てくるならその横に、物干し場から取り込むなら、その近くか洗面所に棚やラックを用意します。
 
そこに、4つのカゴを用意して、取りあえず分けて入れておきます。タオルはそのまま入浴や洗顔に使えばよいですし、下着や洋服は家族がそれぞれ自分の分をしまってもよいです。また、責任者を決めて片づけてもよいかもしれませんね。
 
分ける仕組みづくりをして、次に使うときの不便がなければ、きちんと畳んで収納する必要はありません。使いたいアイテムをすぐに見つけられることが大切です。
 

洗濯の山を作らないためのポイント(2)洋服を畳まない

洋服を畳むことは、時間もかかるし、面倒な作業ですよね。子育て中だと、畳んだ洗濯物を子どもに踏まれる、けられるなどの悲劇も起こりやすいものです。
 
そのため、畳むタイミングを見つけるのも難しくなります。それであれば、「畳まない」という選択肢もよいと思います。すべてをハンガー掛けにしてしまうのです。
 
家族全員の分をハンガー掛けにしてもよいですし、大人の分だけ・子どもの分だけと決めてもよいですね。赤ちゃんがロンパースを着ている時期などは、特にハンガー掛けに適していると思います。
 
ハンガー掛けにする場合、洗濯後、洋服を戻す場所は決めておきましょう。例えば「右端に掛ける」と決めて、左側から使うようにすれば、洋服を効率よく使うことができます。
 

洗濯の山を作らないためのポイント(3)数は持たない

洗濯物が山になってしまう原因の1つに、「そのままにしても困らない」という油断もあると思います。すぐに分けたり畳んだりしなくても、着るものに困らない状態だと、つい後回しにしてしまいますよね。
 
ただ、もう使えるタオルがない、下着がない、などと困る状態であれば、洗濯の山を解体するほかありません。「十分すぎるほどの数を持たないようにする」という解決方法も検討してみてください。
 
例えば、タオルであれば、2~3日で使う分くらいの量だけを持つ。洗濯の回数や外出など、ライフスタイルに合わせて量を検討してみましょう。
 
洋服も、5着あれば1ヶ月約6回着ることになります。もし30着持っていたら、1ヶ月で1回しか着ませんね。数が多いほど、管理が大変、保管場所も取る、出費もかさむ……など、良いことを見つけることが難しいくらいです。
 

洗濯の山を作らないためのポイント(4)動線を短くする

乾燥機の位置・物干しの位置から、洗濯物を収納する場所への動線を短くすることも、とても大切です。移動距離が長いと、タイミングを見つけるのも大変ですし、往復の手間もかかります。「振り向いた場所に収納できる」くらいの距離感が理想です。
 
住まいの間取りによっては、工夫もできないということもあるかもしれません。そんな中でも、「タオルだけ」「下着だけ」など、生活の上で便利そうなアイテムだけでも身近に置いておけると、利便性が高まります。
 
例えば、洗面所にある乾燥機の隣に、タオルと子どもの衣類すべて、大人の下着・パジャマを収納するとします。メリットとしては、洗濯物の片づけが楽なことはもちろん、子どもの入浴・朝の支度も「持っていく」動作が不要です。
 
大人も入浴の際、手ぶらでよいなどいった利点がたくさんあります。小さなスペースでも工夫はできるので、いろいろと試してみてくださいね。
 

洗濯物の山積みは、1日だけにしましょう

日々の生活をまわすことだけでも大変な時期はあります。「畳めない」とお困りのときは、洗濯物の山を作らないための方法を1つずつ試してみてください。
 
手を抜きつつ、困りごとを減らしてもらえるとよいなと思います。最初の目標は、「洗濯物の山は1日でなんとかする!」というのはいかがでしょう。
 
執筆者:奥野愉加子
美学のある暮らし 代表

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