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夏休みの帰省で孫にランドセルを購入したい。ラストチャンスのこの時期、選び方や予算は?

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月13日 10時20分

夏休みの帰省で孫にランドセルを購入したい。ラストチャンスのこの時期、選び方や予算は?

2023年に小学校に入学するお孫さんがいる人の中には、夏休みにランドセルを買ってあげる予定の人もいるでしょう。しかし、子育て世代が小学生だったころと今とでは、ランドセルの色や求められる機能が大きく異なります。   本記事では、30代・40代が子どもだった時代と比べながら、令和のランドセル事情をくわしく説明します。また2022年の平均価格についても紹介します。

ランドセルの色が多様化

お孫さんのランドセルを選ぶ際に、一番驚くのは、色のバリエーションが豊かになったことではないでしょうか。
 
今の30代・40代が子どもだった1980年代から1990年代は、男の子のランドセルは黒、女の子は赤が定番でしたが、現代では定番の黒や赤が選ばれることが少なくなりました。
 
特に女の子は、紫や水色といった寒色にも人気が集まっています。男の子も黒以外のランドセルを選ぶ割合が増加しています。子どもの好みの色を選択する家庭も多く、気に入らない色だと、子どもがかわいそうと考える人も少なくありません。
 
ランドセルを購入するときには、実際にランドセル売り場に行って、お孫さんに好きな色を聞くようにしましょう。もしも、お孫さんが選んだ色に不安を覚えるのならば、お孫さんが住んでいる地域の小学生を観察し、ランドセルの色を確認するのがおすすめです。
 

素材よりも重さに注意

ランドセルを選ぶ際に、重視しなければならないのが重さです。一般的に人工皮革よりも牛革、牛革より馬革(コードバン)の方が値段は高くなりますが、重さもこの順番で重くなります。
 
30代・40代が小学生だったころは、教科書も白黒のページが多く、重たくなかったのですが、現代ではカラーページが増えたため、約40年前と比べると教科書だけでも2倍以上の重量になります。
 
タブレット端末を持ち歩くことも考えると、さらに荷物は重たくなるでしょう。
 
小学校までの距離が遠い場合やお孫さんが小柄な場合は、素材ではなくランドセルの軽さも考慮してあげるとよいでしょう。
 
ちなみにランドセルのサイズですが、A4フラットサイズのファイルを収納できるものを選ぶ人が、全体の3分の2ほどにのぼります。ファイルをまっすぐに入れられるほか、タブレット端末をかばんに収納する際にも役立つでしょう。
 

平均価格は5万6425円

ランドセル工業会が行った調査によると、2022年のランドセルの平均価格は、5万6425円でした。
 
ただし、6万5000円以上のランドセルを選んでいる割合が最も高く、全体の30.4%、次いで5万5000円以上6万5000円未満のランドセルを選んだ割合が24.8%で、全体の半数以上がランドセルに5万5000円以上をかけていることが分かっています。
 
ランドセルの平均価格は、ここ数年上昇傾向がみられ、2021年と比べても1086円高くなりました。
 
一般的にメーカーが量産するランドセルよりも、老舗のランドセル工房が製造しているランドセルの方が値段は高くなる傾向があり、ある工房では、最も安い製品でも6万円台半ばからとなっています。
 

変化するランドセル。孫や店員の話も参考にしよう

2022年のランドセルの平均価格は5万6425円でした。30代・40代が子どもだったころと現代では、ランドセルの色やデザインが大きく異なります。また、ランドセルの中に入れるものもぐっと重くなりました。
 
お孫さんのランドセルを選ぶ場合には、お孫さんの好みの色や売り場の人の話をよく聞くとよいでしょう。地域の小学生のランドセルを観察すると、ランドセルを選ぶ際の参考になります。
 

出典

一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会 ランドセル購入に関する調査 2022年

衆議院 教科書の重量化問題に関する質問主意書

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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