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【高速道でガス欠!?】それも違反なの!? 意外と知らない交通ルール

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月13日 22時30分

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2021年中の交通事故発生件数は30万5196件にのぼります。1日で約836件の事故が発生している計算になります。全ての事故が違反に当たるというわけではありませんが、交通違反は事故を引き起こす原因となります。   交通違反にはさまざまな種類があります。一時停止を無視して通行するなど、誰が見ても違反に当たるものもあれば、それも交通違反なの? と意外に思われがちなものもあります。交通意識を高めるために、本記事では、自動車を運転する上で知っておくべき交通違反の種類について紹介していきます。

交通違反をするとどうなる?


 
交通違反をすると行政責任、刑事責任、民事責任の3つの責任が発生します。
 
反則金や免許の取り消し、違反点数増加などは行政責任、罰金や懲役刑を科されるのが刑事責任、損害賠償を支払わなければならないのが民事責任が発生した結果にあたります。
 
ひき逃げなどの重大事故を起こすと、3つの責任が同時に科されることもあります。
 

それも交通違反です

意外と知らない方もいる交通違反について紹介します。
 

サンダルやハイヒールで運転すること

道路交通法では、ブレーキを適切に行える方法で運転することが義務付けられています。履物の種別については、道路交通法に明記してありませんが、各都道府県公安委員会に定めを委ねることになっています。
 
これにより、サンダルや下駄を禁止する規則を定めている都道府県が一般的ですが、一部の自治体ではハイヒールでの運転も禁止されているので、注意しましょう。
 

高速道路上でのガス欠

道路交通法では、「高速道路を走行しているときに、走行燃料、オイル、冷却水不足を起こさないようにしておかなければならない」と定められています。高速道路上でガス欠になった場合は、走行燃料を適切に管理していなかったということで罰則の対象になることがあります。
 

対向車や歩行者がいるときのハイビーム使用

道路交通法では、夜間、対向車や歩行者がいる場合、灯火を減ずるなどの措置を講じなければならないと定められています。夜間の対向車や歩行者がいる場合は、「ハイビーム」を使用してはならず、ロービームを使用しなければなりません。
 

まとめ


 
交通違反といえばスピード超過、一時不停止、路上駐車などを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、本記事で取り上げたような状況でも、道路交通法違反により、反則金や違反点数を付けられることになります。
 
運転をするときには、ここで紹介したポイントを含め法律の内容をしっかり確認し、違反をしないよう安全な運転を心がけましょう。
 

出典

公益財団法人交通事故総合分析センター 交通事故発生状況

e-Gov法令検索 道路交通法

東京都公安委員会 東京都道路交通規則

埼玉県公安委員会 埼玉県道路交通法施行細則

 
執筆者:八木友之
宅地建物取引士、行政書士、不動産コンサルティングマスター

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