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現金決済の人は「損」!? 現金決済のデメリットについて解説!

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月22日 9時20分

現金決済の人は「損」!? 現金決済のデメリットについて解説!

日本でもキャッシュレス決済の導入が進んでいますが、まだまだ現金決済がメインです。経済産業省が算出したデータでは、2021年のキャッシュレス決済比率は32.5%にとどまり、6割以上は現金決済になっています。

現金決済のデメリット

「現金決済のほうが安心だし慣れているから」という理由で現金にこだわっている人もいると思いますが、現金決済のほうがデメリットが多く損だといえます。
 

ポイントがもらえない

現金決済は基本的にポイントがもらえません。1万円の買い物をするときに、現金なら1万円を払って終わりですが、キャッシュレス決済ならポイントが付きます。例えば、1%のポイント還元率なら100円分のポイントが入り、実質9900円で買えます。
 
1回の買い物では差額は小さいですが、日々の買い物の積み重ねで大きな差につながります。
 

決済時に不便

現金決済は、紙幣・硬貨のやりとりや釣り銭の手渡しもあるので不便です。釣り銭が4円、40円、400円となれば硬貨の枚数も増え、財布にある小銭入れもいっぱいになってしまいます。ちょうどの金額で出そうとすると、いちいち財布の中の小銭を確認しなければならず、余計な時間もかかり、レジ前での滞留時間が長くなります。
 

衛生面での不安

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、衛生面での不安もあります。誰が触ったか分からない紙幣や硬貨を扱うので、さまざまな細菌が付着している恐れがあります。紙幣や硬貨を触るたびに消毒するのも手間なので、衛生面に気を遣う人にとって、現金決済は嫌われるでしょう。
 
また、キャッシュレス決済より時間がかかれば、その分だけレジ前での対面接触や後続のレジ待ち客による密集状況を作るリスクにつながります。
 

紛失リスク

現金は、財布などを紛失すると補償がありません。拾った人が善意で交番に届けてくれれば問題ありませんが、紙幣を抜かれる可能性は十分考えられます。現金は拾って取得してしまえば所有権を主張できるので、一度奪われた現金を法的に取り戻す手段はありません。
 
キャッシュレス決済なら、クレジットカードの利用停止や身に覚えのない決済をされたときの補償もあるので安心です。
 

よく使われるキャッシュレス決済


 
日本でよく使われるキャッシュレス決済は、クレジットカードです。経済産業省の資料によると、2021年のキャッシュレス決済比率32.5%の内訳は以下の通りです。
 

●クレジットカード:27.7%
●デビットカード:0.92%
●電子マネー:2.0%
●コード:1.8%

 
さまざまなキャッシュレス決済が登場していますが、依然としてクレジットカード決済が主体になっていることが分かります。
 

キャッシュレス決済を導入しよう


 
クレジットカード決済をはじめとしたキャッシュレス決済は、ポイント還元があるだけでなく決済も簡単ですし小銭を持ち歩く必要もありません。万が一紛失したときの補償もあるので、わざわざ現金決済を使う必要はないでしょう。
 
これを機会にキャッシュレス決済を導入し、日々の買い物を便利に、そしてお得にしましょう。
 

出典

経済産業省 2021年のキャッシュレス決済比率を算出しました
 
執筆者:北川真大
2級ファイナンシャルプランニング技能士・証券外務員一種

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