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SE(システムエンジニア)って本当に給料がいいの? 年次ごとの年収を比べてみました!

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月31日 12時30分

SE(システムエンジニア)って本当に給料がいいの? 年次ごとの年収を比べてみました!

SEはIT業界で人気の職種で、専門的な知識や経験が必要なことから年収も高めとなっています。しかもここ数年、IT業界は人材不足の状態が続いているので年収も上がる傾向にあります。   システムを作るプロフェッショナルであるSEの需要は、今後もますます高まっていくと想像されます。プログラミング能力だけでなくコミュニケーション能力や提案力など、幅広いスキルが必要とされるのでやりがいも大きい仕事なのです。

SEの年次別の平均年収とは


 
厚生労働省の調査によるとSEの平均年収は567万9000円で、給与所得者全体の平均年収433万1000円と比べると134万8000円の差があり、SEが高収入であることがわかります。またIT業界は慢性的な人手不足といわれています。コロナ禍でITサービスが多様化していることもあり、専門的な知識を持つSEは売り手市場となっているのです。そのためSEの需要は今後も増えるのではないかと推測されます。
 
また、年次別の統計では、経験年数1~4年では411万円、5~9年が493万円、10~14年が545万円、15年以上で643万円となっています。SEの年収は、求められるスキルが高いほど高収入となり、また会社の規模や事業内容や業績などによっても変わります。特に金融系SEは、システムの不具合があっては信頼を損ねてしまい責任も重大なのでSE業界の中でも高収入になる傾向があります。また、納期が迫っていたりシステムトラブルが起こったりする場合などは、休日や深夜に作業することも珍しくありません。他の職種に比べて残業代や休日手当が上乗せされるので、SEの年収が高くなるという一面もあるのです。
 

高収入のSEになるためには

SEで高収入を目指すなら、実務経験を積んでスキルアップをすることが大切です。基本情報技術者試験(FE)、応用情報技術者試験(AP)、プロジェクトマネージャ試験(PM)などの専門資格をとっておくと転職にも有利になります。エンジニアとしてのスキルアップと同時に、世の中のニーズを掴んで先回りして新しいスキルを得ることも収入アップにつながります。また、企業の規模が大きいほど開発するシステム規模も大きくなるので、大企業に就職することで高収入が見込めます。SEの仕事は個人のスキルがあれば、どこまでもキャリアアップできることも大きな魅力ですね。
 
また、SEとして経験を積めばフリーランスとして独立することもできます。フリーランスの年収相場は700万〜1200万円程度といわれており、会社員として働くよりも高収入を得ることが可能になります。独立すればSEとしての仕事以外に人脈や営業スキルも必要になりますが、自分で仕事内容を選べるので仕事に対する自由度は高くなります。責任は伴いますが、システムを通じて社会貢献できるのもSEの仕事の魅力ですね。
 

新しい発想とスキルでキャリアアップを目指そう

SEの仕事はスキル次第で高収入を目指すことができます。システムトラブルや納期に追われることも多く、責任感がなくては達成できない大変な仕事ですが、他の職種に比べて年収も高くキャリアアップしやすい魅力的な職業でもあります。今後ますます広がりを見せるIT業界では、常に新しいスキルや発想が求められます。経験とともにスキルを身に付けて高収入SEを目指しましょう。
 

出典

e-Stat 賃金構造基本統計調査
e-Stat 賃金構造基本統計調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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