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「SP」になるために必要な条件って?年収は?

ファイナンシャルフィールド / 2022年7月31日 11時40分

「SP」になるために必要な条件って?年収は?

テレビなどで総理大臣や外国の政治家の警護をしているSPを見たことがある人は多いでしょう。SPは自分の身に危険がおよぶことを顧みず、要人の身を守らなくてはなりません。そのようなSPの仕事について、どのぐらいの年収が得られるのか気になる人もいるでしょう。   ここでは、SPになるための条件をはじめ、平均年収などを紹介します。

「SP」になるための条件とは?

「SP」とは「Security Police(セキュリティ・ポリス)」 の頭文字をとった略語です。その名前の通り、SPは警視庁警備部警護課に所属する警察官で、政府や外国の要人などの警護を専門に行っています。SPには警察官と同じ権限があり、拳銃や警棒などの武器の携帯や使用が認められています。また、車両の緊急走行も行うことができるのです。
 
SPの主な仕事は要人の警護です。どういった人物が要人にあたるかについては、法律によって定められています。SPは総理大臣担当・国務大臣担当・外国要人担当に分かれて、警護にあたるのです。ただし、単独で要人の警護することはありません。数人でチームを組んで要人の警護にあたるのです。そのうちの1人は要人を狙う犯人と戦い、そのほかは要人を安全な場所に避難させるという役割を受け持っています。SPによる警護は、要人が自宅や滞在先のホテルの部屋を出てから、そこに戻るまでです。SPは要人を守るという役割を果たすため、逮捕術をはじめ、格闘術や射撃技能、パトカーの運転技術を持っています。ちなみに、女性の要人を警護することもありますが、トイレや更衣室など同性でないと入りにくい場所もあるでしょう。テレビなどで見かけるSPは男性が多いですが、そういった事情から、少数ですが女性のSPも存在します。
 
強靭な体力と精神力を求められるSPは、希望すれば誰でもなれるというものではありません。まず、警察官であることは必須です。次に、「身長173cm以上」「柔道もしくは剣道3段以上」「拳銃射撃上級」など一定の条件を満たしていなくてはなりません。これらの条件を満たした警察官の中からSPの候補者が選ばれます。そして、3ヶ月の特殊な訓練を経て、優秀と認められた警察官だけがSPになることができるのです。
 

「SP」の年収とは?

SPは警視庁警備部警護課に所属しています。警察官と同じ扱いで公務員です。そのため、給料体系は公務員と同じ俸給制度に基づいています。SPの平均年収は公務員としての手当を含めて410万円前後です。警察官の平均年収が600万円前後であることを考えると、SPの年収は高くはないということがわかります。ただし、皇室や首相などの特別要人警護を担当するSPになった場合は、年収が大きく跳ね上がります。労働時間やその危険度・責務が加味されて、800万円前後になるのです。
 

SPの平均年収は410万円前後! なるには一定の条件あり

この記事では、SPの仕事内容をはじめ、SPになるための条件、平均年収を紹介しました。要人の警護を担うSPになるためには「身長173cm以上」「柔道もしくは剣道3段以上」「拳銃射撃上級」といった一定の条件があります。そして、警察官と同じ扱いで給料体系は公務員と同じ俸給制度に基づいています。SPになりたいという人はこの記事を参考に検討してはいかがでしょうか。
 

出典

職業案内サイト 未来の職業研究治安に関する仕事SP
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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