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夏は音楽フェス真っ盛り! ところで音楽フェス開催にはどんな費用がかかっているの?

ファイナンシャルフィールド / 2022年8月3日 21時30分

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夏になると、日本各地で大小さまざまな音楽フェスが開催されます。音楽フェスへの参加が夏の大きな楽しみという人も多いでしょう。フェス好きが高じて、主催側を経験したいと考えたことがある人もいるのではないでしょうか。   音楽フェスを開催するには会場費や人件費をはじめ、多くの費用が必要です。本記事では、音楽フェスの開催にはどのような費用がかかるのかを分かりやすく整理しました。ぜひ目を通して、音楽フェスの舞台裏を想像してみてください。  

会場費

まず、音楽フェスの開催には会場が必要です。キャパシティーや立地、貸し切る時間などに応じて、会場のレンタル費用がかかります。当日以外にリハーサルなどを行う場合は、その日も含めて会場費の予算を組むことが必要です。
 
また、会場を借りたら終わりではなく、ステージや観客スペース、物販スペースなどの設営をしなければなりません。設営に必要な機材などの費用も、会場にかかるお金です。

 

機材費

音響や照明などの機材にかかる費用は、会場費に含まれている場合もあります。しかし、大規模な音楽フェスになると相応の音響機材のレンタルが必要となることもあり、数十万円単位で費用がかかります。
 
また、ステージ設備や物販用のテント、決済に必要な電子機器など、別途レンタルが必要な機材にも費用が必要になる可能性がある項目です。

 

人件費

音楽フェスの開催には次のような人が関わります。
 

・出演者
・企画スタッフ
・設営スタッフ
・会場スタッフ(受付、セキュリティー、人員整理など)
・ステージ技術者(音響、照明技術)

 
それぞれに支払うギャランティーが発生するため、音楽フェスの規模が大きくなり関わる人が増えるほど、人件費も大きくなると考えてよいでしょう。
 
また、目玉となるような有名なアーティストを呼ぶ場合なども、集客力に見合った高額なギャランティーが発生するのが一般的です。
 
会場スタッフやステージ技術者は会場側のオプションを利用すると、外部の業者に依頼するのと比べて費用を抑えられることもあります。

 

宣伝費

音楽フェスはただ会場やスタッフをそろえて開催すればよいものではありません。集客のためには宣伝が必要であり、効果的な宣伝には当然費用がかかります。
 
宣伝の手法にもよりますが、例えば次のような費用がかかる可能性があります。
 

・音楽フェスのロゴ制作費
・フライヤーなどの制作・印刷費
・広告制作費(紙、WEB、動画など)
・メディアへの広告出稿費(雑誌、新聞、TV、WEBなど)

 
また、チケットの販売を専門のサービスに依頼する場合は、委託費用(利用登録料、販売手数料など)も発生します。

 

その他の費用

会場費や人件費、機材費、宣伝費などの大きな費用のほかにも、次のような費用が発生する可能性があります。
 

・イベント保険の保険料
・飲食費(スタッフの弁当、出演者のケータリングなど)
・イベントグッズの制作費

 
イベント保険とは、イベント運営上の不備によってイベント参加者を含む第三者に損害が生じたときに、イベント主催者の損害賠償責任の負担を補償する保険です。悪天候や出演者の傷病などでイベントが中止になったときに、かかった費用を補償する保険もあります。
 
また、スタッフや出演者に飲食物を提供する場合は飲食費、音楽フェスのオリジナルグッズやスタッフグッズなどを作る場合には、グッズの制作費が必要です。

 

音楽フェス開催には多くの費用が必要

音楽フェスを開催するには、会場費や機材費、人件費、宣伝費などさまざまな費用が必要です。大規模な音楽フェスになるほど会場規模や関わるスタッフの数なども大きくなり、大々的な宣伝も必要となるため、かかる費用の項目が増え、金額も大きくなるでしょう。
 
音楽フェスを計画するときは、企画から当日までの流れを細かい部分までシミュレーションし、どのような費用がかかるかを洗い出したうえで、予算を立てることが大切です。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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