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日本での加入率は約90%? 生命保険に加入するメリットや注意点とは

ファイナンシャルフィールド / 2022年8月4日 11時20分

日本での加入率は約90%? 生命保険に加入するメリットや注意点とは

公益財団法人生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査(2021年12月発行)」によると、生命保険の世帯加入率は89.8%で前回と同水準であることが分かりました。これは個人年金保険を含めた生命保険加入率の調査結果ですが、日本では約90%の世帯がなんらかの生命保険に加入しているということです。   そこでこの記事では、生命保険に加入するメリットと気を付けるべき点について解説していきます。

生命保険は社会保障を補完するイメージ

民間の生命保険で保障される内容は幅広く、加入することで安心が得られます。生きていくうえではさまざまなリスクが想定されます。それらを生命保険で補えるという点が加入する最大のメリットです。
 
しかし、保障範囲が広い生命保険は一般的に保険料が割高な傾向があり、ともすると保険料が家計の負担になることもあります。そのため、自分にとって本当に必要な生命保険(保障)を厳選して加入するのがベストといえます。
 

今の自分で受けられる社会保障を知ることが第一歩

生命保険への加入を検討する際、保険会社の外交員やファイナンシャルプランナー(FP)などから提案を受けることがあるでしょう。これらのプロが説明する内容は分かりやすく、納得のいく内容かもしれません。
 
しかし、より生命保険の加入に関する満足度を高めるためには、現段階で自分の受けられる社会保障を知ることをおすすめします。そのうえで、足りない保障について民間の生命保険で補完するようにすれば、保障の重複がなく保険料のムダを省くことにもなります。
 
自分が受けられる社会保障の調べ方ですが、会社員など給与所得者は加入している健康保険の制度で、万が一長期療養になった場合の傷病手当金や、出産育児手当などがあるかを調べましょう。個人事業主など国民健康保険に加入している人では傷病手当金はありませんが、自身で加入している共済などがある場合は、そちらも事前にチェックするとよいでしょう。
 

加入しっぱなしの生命保険には要注意

せっかく加入した生命保険でも、加入しっぱなしでは効果が薄れる場合があります。例えば、学生時代に親にかけてもらっていた生命保険を、社会人になって自分に変更し継続している場合などは要注意です。世代ごとに、カバーすべきリスクは変化していきます。そのため、段階的に生命保険は見直し、今の自分に最適な内容で加入しておくようにしましょう。
 

生命保険見直しの目安は環境の変化

生命保険を見直すタイミングの目安は環境の変化、いわゆる「ライフイベントの変化」です。ライフイベントには、進学、就職、結婚、出産、転職、退職などがあります。これらのタイミングは、収入や生活面の変化がある時期です。そのため、生命保険の保障内容や保険料などを最新のものに変更することが望ましいでしょう。
 
その際にも、前述したように現段階での社会保障について再考し、なるべく保障の重複を避けて、できるだけ保険料の負担がない生命保険に見直すようにしましょう。
 

まとめ

生命保険は、あらゆるリスクに備えられる安心の制度です。しかし、そもそも生命保険に加入しなくても受けられる社会保障もあります。現段階で受けられる社会保障を知ったうえで、民間の生命保険で補完するイメージで生命保険を活用すればより効果があります。
 
また、一度加入した生命保険をそのままにしておくのは合理的ではありません。最新のリスクに備えるために、ライフイベントの変化をひとつの目安として定期的に加入内容を見直すようにしましょう。
 

出典

公益財団法人生命保険文化センター 2021(令和3)年度「生命保険に関する全国実態調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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